ハンブルネスのひとりごと

ノルウェー在住のシステミックカウンセラーのブログです

9月25日・土曜日・午後4時 ー ノルウェーのコロナ収束宣言

みなさまこんばんは。お変わりありませんか?

ノルウェーに戻り、早くも2週間が過ぎました。久しぶりのノルウェーも収束ムードが漂い、マスク率もぐんと下がっていました。13日には国政選挙がありましたが(私は選挙権がないので、傍観のみでしたが…)政党の選挙会場でも 勝った政党の議員がお互いにハグしあったり、まるでコロナ前の様な光景です。

そうこうしているうちに、何と 先週の金曜日に政府の記者会見があり、次の日 土曜日の午後4時をもって、すべての国のコロナ感染政策を撤去するというお知らせがありました。今日のブログでは この数日の動きや 周りの人々のリアクションなどを綴ってみたいと思います。

 

9月24日、金曜日 政府記者会見。ついにコロナ収束か?

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https://www.regjeringen.no/no/aktuelt/pressekonferanse-om-koronasituasjonen10/id2872395/ 英語バージョンのリンクです。興味のある方はどうぞ。

大体いつも記者会見の前にその時発表の内容などは伝えられるのですが、この日も国内のコロナ政策全撤廃のうわさがずっと流れていました。つまり、実質的なコロナ収束宣言です。実は、この政権(保守党などで構成されている)は先の選挙での保守党の敗退で、もうすぐ政権交代となります。一部の意見では、保守党政権が「コロナに勝利した」と、次回選挙に向けて印象づけるために この記者会見をちょっと前倒しで行った…と、いうのもあり。

この時の主な内容というと、まず「ソーシャルディスタンス」などのコロナ感染対策の廃止。今日はTVニュースでバス車内に張られた「距離を取ってください」や「マスク着用お願いします」などのシールをオスロ市の市会議員が剥がしている模様が流れました。催し物、コンサート、スポーツ観戦なども制限なし。アルコール提供も無制限。これからは、新規感染者よりも新規入院患者数や重症者数をバロメータにするということ。これは英国などの近隣諸国と足並みをそろえているかも知れませんね。政策廃止の理由は、ノルウェーのワクチン接種者が85パーセントほどになっていることや、入院者数の横ばいが挙げられていました。ただし、コロナの疑いがあるときは進んでPCR検査を受けることや コロナ陽性の場合の自主隔離(10日間)などは引き続き残り、例えば自主隔離を怠った場合は罰金に科せられる…とあり。

私たち夫婦のリアクションは、というと… やっぱり「時期早々」。フルにワクチンを受けているとはいえ、罹患した後の後遺症などもありますし。やっぱり、まだまだ「インフルエンザ」のような感じでは見れないです。

 

さながら大晦日、または憲法記念日のような…

私たち夫婦はいたっていつも通りの土曜日を過ごしていました。庭造りの作業を一日した後、ニュースを見た夫が「オスロがすごいことになってる」と教えてくれました。夜のニュースでもオスロ中央駅付近で午後4時に向けてのカウントダウンに参加する群衆、各地方都市でのお祝いの様子などが流れました。以下、ノルウェー全国からのフォトレポートを貼り付けます。(「こうしてノルウェーは再び開いた」ニーノシュク)

www.nrk.no

午後4時に合わせて、抱き合って喜びあう人々… 思いっきりお酒を飲んで、踊って楽しむ人々。私たち夫婦はパーティー好きなタイプではないので「へえー」という感じで見ていましたが、パーティーを我慢してきた人たちにとっては、本当に記念するに値するお祝いの日となったのでしょうね。先ほどの現政権もこの日の夕方に(さながらお別れ?)ディナーパーティーを開催していました。だから「午後4時」っていう半端な時間だったのでしょうかね。

 

Dagen derpå... どんちゃん騒ぎの週末の後…

今日、月曜日はというと… ここ最近見られなかったオスロに向かう長い渋滞。通勤のバスも最近は以前に比べ時間かかるな、と思っていましたが…。もうバスの所要時間はコロナ前に戻った感じです。朝、同僚からSMSで「今日は具合が良くないので、仕事休みます。」とメッセージあり。もしかすると、週末騒ぎ過ぎたのかもしれませんね。(ノルウェーではよくある話です…)そして、私はマスクをまだ続けようと思っているのですが、なんと私の他にもマスク姿の方々が「ちら・ほら」いるではないですか!これにはびっくり。しかも、ノルウェー人と見られる、若い人も、男女もいます。なんだか、昨日おとといとTVで見ていた パーティー男女ばかりではなく、ちゃんと感染対策を自分でしようとしている人がいるのに 感動しました。

職場で同僚の話を聞いても、やっぱり今 収束宣言が出されたことにも 賛否両論な感じです。もちろん、コロナが収束するのは嬉しいけど、このウィールスが消えてなくなった訳ではない… このどんちゃん騒ぎの週末の1週間後には 感染者がグンと増えているだろう…と。

 

長いコロナ禍は本当に終わったのでしょうか?ノルウェーは都市のある地域などを除いて、他国に比べ人口密度も低く、パンデミックに対して「抵抗力の強い」国かもしれません。つまり、たまたま「ラッキー」なだけだったのかもしれません。そして、コロナ禍で慣れ親しんでしまった テレワークなども、いきなりすべて撤廃と言われても ついていけない人がかなり居る、とも聞いています。

私個人的にも、まだまだ自分の感染対策をいきなり辞められないと思っていて、ちょっと世の中の流れについていけていない…感があります。どうなるのでしょうか。また、ノルウェーでのコロナトピックは折に触れてお伝えすることと思います。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。