ハンブルネスのひとりごと

ノルウェー在住のシステムズ・カウンセラーのブログです

ノルウェーのクリスマス準備

オスロ バスターミナルにて。「God jul!」は「クリスマスおめでとう!」の意味。日本でよく「謹賀新年」を年末に見るのと同じ感覚でしょうかね?

みなさまこんばんは。この週末、うちのなかのクリスマス準備をしていて、これってブログに書けるかしら…と思い、机に向かっております。ノルウェーも、他の欧米諸国と同じく、クリスマスは家族で祝われます。全く内容は違うものの、日本のお正月を彷彿させますね。うちの中の飾りつけやディナー、ルーティンも少しずつそれぞれのご家庭の特色があり、面白いな…と思います。こんなわけで、今日はクリスマスの準備を中心に、最近のトレンド、うち(ノルウェー&日本のミックス文化)のやり方、またクリスマスはノルウェー人にとってどんな意味を持っているか…など、書いてみたいと思います。お読みいただけると嬉しいです!

クリスマス準備:ツリーにプレゼント

以前のブログ(下に貼り付けます)では、クリスマスイブの過ごし方やクリスマスと新年の間の「ロムユール」という期間についてご紹介しました。

humbleness.hatenablog.com

このブログにも出てきたうちのプラスチックツリーですが、近年エコ志向と共に かなり主流になりつつあり、伝統的な生木を売る業者さんも数が減ってきているとのこと。ブラックフライデーのセールなどでも、このプラスチックツリーがかなり出回っていました。ちなみに、昔から日本でも売られているプラスチックのミニツリーとは異なり、「本物っぽさ」が重要なようです。なので、大きさもかなりあり、お値段も通常1‐2万。やはり、クリスマスツリーはノルウェー人にとって大切なものなんでしょうね。
実際にツリーを出して飾りつけをするのは「この日じゃないと」というのはなく、自由に選べますが、多くのご家庭では23日(Lillejulaften、小さいイブの意味)が多いようです。今年はうちはこの週末に早々に夫が飾りつけしていました。で、ご覧の写真のようにノルウェー国旗を掛ける方も多いかもしれません。

今年はノルウェー国旗を付けてみました。(見えにくくてすみません)ノルウェー国旗って、洋服とかにも付いていたり。国民性でしょうかねー。

前準備でもう一つ欠かせないのが、イブのディナーの後に開けるプレゼントです。これは未成年の子だけでなく、大人同士・友達同士でも交換されます。11月になると、各大型チェーン店などがこういった「クリスマスカタログ」を発行します。上記ブログでも「交換券」について触れましたが、これを付けて送るとちょっと安心です。うちでは、夫の方は姪っ子や甥っ子が成人(18歳)になるまで希望リストを聞いてその中からプレゼントしていました。私の方は、昔住んでいた西ノルウェーの友人、そのお母さんと彼氏にいつもあいさつ代わりにプレゼントを送っています。ノリ的にはお歳暮みたいかもですね。右のカタログは「Apotek 1」というチェーンの薬局。日本の薬局よりもコスメティックやグッズが充実しているかもです。定番のプレゼントはスリッパやウールの靴下。初めてクリスマスイブのお祝いにノルウェー人のご家庭にご招待いただいた時は、プレゼントの豪華さにちょっとびっくりしたのですが、これも各ご家庭で違うようです。ちなみに、今日のニュースでは物価高騰や金利アップにより、例年よりもプレゼントが小さなものになっているとか。

今年のクリスマスカタログ。左:Europris 右:Apotek 1 今のレートでは値段にx13で、だいたいの日本円が出ます。
ノルウェー人とクリスマス

さて、ノルウェーキリスト教が主な宗教で、幼児洗礼と堅信礼(ルーテル派のため)を受けるのもまだ一般的です。とはいえ、ひとりひとりに「信仰」を聞いてみると、「自分は特に信仰はない」という人がほとんど。ただ、クリスマスイブに礼拝に行く…というのが昔からの習わしもあって、多くの人が教会に足を運びます。おのずと礼拝も一つの教会で2回あったりします。ただ、クリスマスを告げる鐘が鳴る夕方5時までに終わるようになっています。
クリスチャンの夫と私は、というと、イブに礼拝に「どうしても行きたい」ということはなく、「都合がついたら…」という感じです。もちろん、イエスキリストの誕生を祝うクリスマスはいろんな意味で感謝を感じるのですが、無理せずマイペースにやっています。今年はお客さんが来るので、私はパスですが 夫はお父さんや祖父母のお墓にろうそくを灯しに行くと言っています。(この習わしについても上記ブログでお伝えしています。)

多文化カップルのうちの場合

お子さんがいらっしゃるうちでは、また違ってくると思うのですが、夫と二人家庭のうちではいたって毎年フレキシブルにクリスマスを祝っています。ツリーは毎年出して飾るものの、どこで誰とお祝いするかも毎年違うし、ディナーの内容もまちまち。ノルウェー人同士のカップルで出身地が違ったりすると、「今年はどちらの実家で」という取り決めを作る方もいますし、食事の内容もだいたい決まっている方が多い印象です。
インテリアをクリスマス仕様にする、というのは私もノルウェーに来て習ったものですが、いつもの雰囲気と違うのも素敵だな、と思い、毎年ファブリックやカーテンを替えたり、置物を飾ったりしています。でも、これもいたってフレキシブルかも。今年は電気代が高いのもあり、普通の断熱カーテンを掛けています。夫は仕事柄、多数のご家庭を見ていますが、本当にクリスマスの飾り付けの度合いは千差万別らしいです。その夫によると、うちの飾りの度合いは「ほどほど」。ちなみに、こういったクリスマスインテリアグッズはよくプレゼントにも使われます。

 

クリスマス仕様のリビング。窓にかかっているのは「julestjerne」(クリスマスの星)と呼ばれるライトで、こちらもいつから飾って良いかなどの規定はありません。でも、冬至までは暗いので 大体11月中旬ころからつけているご家庭が多いかもです。


さて、ざっとですがクリスマス準備をご紹介しました。
今年はイブが日曜日なので、いつものように4時間だけ働きに出ていく必要もなく、ちょっと楽な感じです。
今の世の中、ウクライナといい、中東といい、ニュースを見ると暗い話題が多いですね。それでも、明日・来年と希望を持ちつつ、平和な世の中を祈りつつ生きていきたいです。
みなさまも、どうぞお体にお気をつけて…。今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。