ハンブルネスのひとりごと

ノルウェー在住のシステムズ・カウンセラーのブログです

気持ちも新たに、GODT NYTT ÅR! (あけましておめでとう)

新年が明けもう2週間が過ぎました。みなさまお変わりないでしょうか?お正月は楽しく過ごされましたでしょうか?
私はと言えば怒涛のロンドン3日間(利用者さんの付き添いとして行った、仕事の旅行)を年末に無事に終え、新年は2日から始業となりました。

今日は、私自身の今年の抱負・頑張っている事や、このロンドン3日間の労働条件などについてお話したいと思います。

 

Word Pressで新しいホームページ(HP)作成に挑戦しています

「訳ありユース」たちの支援の仕事の傍ら、規模は小さいですがカップルやファミリーのカウンセリングをリモート中心でやっています。私も病院や歯科を決める際に必ずホームページをチェックしたい方なので、こちらのHPも少し前まで持っていました。*1ホスティングドメイン使用料込みのサービスでしたが、数年経ってくると価格が値上がり、もう少しブログ機能が付いたものが欲しくなり、どうしようか思案していたところ 偶然、ハウツー動画を見つけ 私にもできるかも知れない…と思ってしまったわけです。ところが、実際やってみると海外からのアクセスということで、制限がかかったりしました。(今のところ何とか解決しています。)それに、本当にウェブ用語って難しいですよねー。ただ、私の性格からしてやってみて本当にダメとなるまではなかなか諦められないので、なんとかがんばります!(はてなブログでのプロフィールページもそろそろ変更します。)

 

なぜか「はいからさんが通る」マイブーム

高校生の時に古典の授業で先生に勧められた漫画「あさきゆめみし」。去年秋、何気なく作者の大和和紀さんをググっていたところ、出てきたのが「はいからさん」。そういや、子どもの時にTVで見たことがあるけど…、でも話の結末がどうだったか記憶にないな…。それもそのはず、TVで放映されたいた時はまだ小学1年生でした。「いいなずけ」だの良くわからなかった歳でしたね。

はいからさんが通る - Wikipedia

当時私が見ていたTV版は、なんと話の途中で打ち切りになっていたとのこと。(それも良くわかっていなかった。)その後、実写版、宝塚版を経て、2017年には劇場版として再アニメ化したらしいです。すごいなあ、この人気、と思いつつ、私も原作漫画を読んでみることにしました。両想いの主人公たちの行き違いや、関東大震災がターニングポイントとなったり、(少女)漫画にありがちだなー、と思うところは多々でしたが、ストーリーが良くできていて、壮大な恋愛小説を読んでいるようで、遅ればせながらはなまってしまいました。
漫画の背景の大正時代はまだまだ女性の権利が確立されていなかった時代。主人公が職業婦人として外へ働きにでますが、差別も多く、大変だった様子がうかがえます。ちょっと背景は違うけれど、私も「外国人」ってことで差別されたり、普通にリスペクトされなかったりと、なんとなく主人公に自分を重ねてみたり…。もちろん、現実は漫画のようにいろいろな事が都合よく上手くは行かないのですがね。
「はいからさん」は私よりちょっと上の世代の方々のリアルタイム漫画だと思いますが、こんなに質の良い漫画がすでに70年代にできていたことも嬉しくて、ノルウェー人の友人などにも紹介しました。

健康管理をもっとがんばりたい!

12月、かかりつけ歯医者に検査に行きました。その際、日本で始めたスプリント治療*2やかみ合わせ変化の原因について話していたところ、血液検査に回されました。何でも、PTHという副甲状腺ホルモンがビタミンDの欠乏により増えると、骨が溶けるなどの様々な異常を引き起こすとのこと。「歯医者でこんなこと知ってるのは僕だけだよ。」などと、少し自慢げな歯科医ですが、歯科分野以外の知識もかなり豊富のようです。ちなみに、ノルウェーで推奨されているサプリメントでのビタミンD摂取量は一日10ミクログラム。歯科医によると、80くらいは取らねばだめらしいです。それは何と言っても、日照量が少ないから。彼曰く、私の下顎頭が溶けてかみ合わせがおかしくなったのも、ビタミンD不足に由来するかもしれない。今回の血液検査では、ビタミンDもPTHも正常値でした。骨の吸収が起こる前のPTHは計っていないのでわからないのですが、ビタミンDに関しては低い状態が2017年ころまであったので、本当にこれが原因だったかもしれません。
さて、今回の検査結果で「ぎょえー」と思ったのが、コレステロール値。ノルウェーコレステロールを測ると、「mmol/L」という値で出てきます。これを日本で使われている「mg/L」に換算すると、やっぱり高い。高すぎる、まで行きませんが、かなりギリギリです。
そんなわけで、またしてもYouTube先生で悪玉コレステロールを下げる食事を学び、さっそくオートミールなどを食べています。それから、ビタミンDも。歯科医にサプリ以外にもまずくて有名な魚油(トラ―ン)を取るように勧められました。どれだけこれが頑張れたか、また後のブログでお伝えしたいと思っています。

 

ロンドン3日間…お手当は?

話題はガラッと変わり、ロンドン3日間の件です。利用者さん・職員、総勢17人が人で混雑するロンドンで、移動などかなり大変だったのですが、無事に終わりました。実際、初日は朝4時過ぎに家をでて、地元から出ているエアポートバスに乗り、この日はかろうじて4時間ほど休憩が取れたものの、仕事を終えたのが夜12時近く。2日目、3日目も労働時間的には15‐19時間くらいになったかと思います。短い休憩時間を利用して、お決まりの無印や食料品店(コーヒーやクッキーが安い)、また利用者さんで日本ラブな子たちと日本食の食堂や食材店も行け、良かったです。
3日間の労働条件については、旅行の前にボスが口頭で朝8時から夜8時までの12時間を就労時間として許可。もともとこの3日間は時短で一日6時間労働だったので、昼2時から夜8時までの6時間のみ、超過時間扱いとしてお手当を出してもいいとのこと。でも、職員は皆朝から晩まで働いていたので、やっぱり「12時間って短い」という声があがりました。オスロ市には「Dok25」という、こういった利用者さんとの旅行や、泊まりの会合などの際の労働条件について事細かく取り決めた文書があります。が、労働組合の代表をしている同僚に聞いても、この文書通りにお手当なんかもらえない…とのこと。それから、こういったことは事後交渉はほとんど意味がないので、事前にちゃんと組合の人を交えて取り決めるべきでした。そんなわけで、なんとなく後味はあまり良くないものの、仕方ないとしましょう。大切なのは利用者さんが全員無事に帰ってきたことや参加者のほとんどが満足していたことでしょう。

 

今日のブログでは、記録という意味で さまざまなトピックを書いてみました。漫画でもドラマでも、何か日々気がまぎれるような楽しみって必要なんだなあ、と感じる今日この頃。またHP作成も少しずつですが、進んできていて 何とかなるかもしれないと少し自信も出てきました。歳とともに、体のあちこちも様々な障害が出てくるものかもしれませんが、おそらくできるだけ頑張っていたら どこかおかしくなっても納得いくのかもしれないですよね。

そんなこんなで、みなさまは今年どんな期待や抱負をお持ちでしょうか?へなちょこ・おばちゃんブログ、今年もゆるりとお付き合いいただけると嬉しいです。今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。