ハンブルネスのひとりごと

ノルウェー在住のシステミックカウンセラーのブログです

ノルウェーより 謹賀新年!

2021年が幕を開け7日が経ちました。みなさま、明けましておめでとうございます!

こちらノルウェーでは、クリスマス直前に来たワクチンのニュースで一気にポジティヴに明るくなったのですが、それもつかの間…。クリスマス帰省の影響もあり、やはりコロナの感染拡大が毎日報道されております。今日のブログでは最近の話題を含め、うちのコロナ禍の毎日をちょっとご紹介したいと思っています。

 

年末年始の出来事

うちの主人は電気技師(エレクトリシャン)をしており、テレワークができない仕事です。ただ、業界では年末年始は業務を休むのが通常のようで、毎年12月20日あたりから元旦まで休暇をとっています。私はといえば、自治体勤務なので、やはり業務時間は対応する人が必要とあり、去年は24日までと、28、29日と勤務して30日からお休みをとりました。ただ働きやすくする計らいなのか、クリスマスイブと大晦日は8時から12時までの4時間勤務。そしてクリスマス祝日明けから大晦日まで(Romjul、ロムユールと呼んでいます)が、8時から14時までの6時間勤務という短い就労時間になってます。今年のお正月は、ばっちり三が日お休みでしたので いつもよりお正月気分をこちらで味わうことができました。

さて、やっと私の休みが始まった30日、主人から大きな土砂崩れがあったと聞きました。場所は同じViken県*1で、オスロから北東に出たところです。土砂崩れといっても住宅地の地盤が垂直方向に崩れるというかなり特殊なもので、「クイック・クレイ」という過敏に液状化する粘土質が原因とのことでした。時間も午前4時台と、睡眠中の時間だったため 昨日の時点では7人が遺体で発見され、残りの行方不明者3人は生存不可と推定されて 捜索がいったん打ち切られています。寝ている時にいきなり家が崩れるなんて、地震など天災が少ないノルウェー人にとってはかなり恐ろしいことです。このクイック・クレイの土砂崩れは以前にも起こったこともあり、住宅分譲の業者や自治体など警察による捜査が進められています。社会的にもこの出来事は大きなショックとなっており、恒例の大晦日の国王のスピーチや元旦の首相のスピーチにも取り上げられていました。

晦日は、まず実家の母とメッセンジャーで数時間。母がつけているTV番組を何とかYouTubeで探し出し(あったと思ったら、すぐ消されちゃうんですけどね。)同じ番組を見ながら、「ああだこうだ」たわいもない会話で あたかも一緒にお茶の間にいるような感じを作ることができました。私たちが日本に行けない分、せめてもの…ですかね。(もしかして帰省自粛で同じようにされていた方も居るかもしれませんね。)母が就寝してからは、2日に来る友人のために少しだけお正月料理を準備しました。こちらは大晦日のTV番組は古い映画などの再放送ばかりになるので、数年程まえから STVというスウェーデンの国営放送の番組でカウントダウン。

 

1月3日 政府などによる記者会見で…

全然料理が上手でもない私ですが、奮発して買った切り餅の助けも借りて、なんとか2日の食事会も終了。友達2人が来て、「おいしい・おいしい」と喜んで帰りました。ちなみに、政府からのお達しでは 年末年始のおうちパーティは 5人までのゲストは許容範囲。

3日午後、TVをつけると政府関係者が記者会見をしていて いきなり4日、月曜日からまたコロナ対策を強化するというのです。理由は、このクリスマス、年末年始の人の移動が感染拡大につながる可能性が大とみて、ワクチンが周るまでに感染を極力抑えることが目的だそうで…。中学校、高校は2週間 インターネットでの授業。不要不急の外出も自粛。テレワークもできる人はすべて。お客さんをうちに呼んだり、訪ねるのも禁止。ただし一人住まいの人は決まった友人2人までは可。そして、すべての飲食店でのアルコールの提供は禁止…。ただ、問題のワクチンはあんなに大々的に(例えば、イギリスやアメリカのTV報道のような感じで)言っていたのに、実際はあまり接種は進んでいないという…。

実際はショッピングセンターも開いているし、今のところは通常の生活はまだできる範囲での自粛要請です。

次の日、職場でも早速このお達しの話題となりましたが、難しいのはクライアントさんとのコンタクト。私の仕事はクライアントさんの居住に関わることに始まり、メンタル・お金・人間関係、などとかなりマルチな分野でのケア。もちろん、クライアントさんが「コロナが怖いから」と、訪問や面談を断ってきた場合はネット面談に切り替えるのですが。クライアントさんの中には全く人と会わない、またはお友達がいない、とかなり孤独になっている子もいるので、やはり会うことは必要な場合が多いのです。なので、この仕事はコロナ対策的にはグレーな部分が多いかもしれません。クライアントさん次第だったり、私の自分の判断によることも多いです。そして、テレワーク。仕事用のPCが11月に支給されたので うちでも仕事がちゃんとできるようになりました。そんなこんなで、クライアントさんとの面談やその他ミーティングを優先にオスロに出ていき、それ以外の時間はうちでテレワークと言った感じになっています。通勤ラッシュといっても、うちから市内に行くバスはかなり空いていて全く不安はありませんが、高校生たちが居なくなったのが、オスロ市内のバスでかなり違いがわかります。

 

外出禁止令の準備中!?

ところが、今日になってノルウェー全国の新規感染者が900人を超えました。だいたい、北海道よりもちょっと多いくらいの人口ですので、これってかなりの数です。おそらく変異ウィルスも関係しているでしょう。(イギリスも近いですし)法務大臣がインタビューで 今、外出禁止令を出せるような法改正の準備を始めた、と言います。(まだその必要ないけどね、と付け加えてはいましたが…)うーん、やっぱりノルウェーみたいな小国のいいところは、こういう政治家の動きが早いこと。これは文句なく、日本よりはずっと早いと感じます。ノルウェーも、純ロックダウンはこれまでもなかったのですが、もしかすると 法改正により、もっと強力な政策になるかもしれませんね。

 

只今、TVではアメリカ、ワシントンからの中継。デモの報道ですが、主人がまるでクーデターみたいだと言っています。今年もいろいろと変わった出来事が起こるのでしょうか?クライアントさん達によく言っていること、自分にも最近言い聞かせています…。「どんな状況でも、必ず希望はある。」実際、希望を見つけられるかどうかは自分の心持にかかっていることが多いなあ、と改めて思います。

今年も額変形症のアップデートもしつつ、へなちょこ・ひとりごとブログ頑張ります。よろしくお願いいたします! 

*1:旧Akershus県とその他の県が2020年の1月に合併してできた新しい県。オスロをぐるりと取り囲むようにオスロの東西南北に広がっています。