ハンブルネスのひとりごと

ノルウェー在住のシステミックカウンセラーのブログです

コロナ、ノルウェーに上陸!

北海道で緊急事態宣言、全国の小中高休校要請。連日のコロナでお疲れであったり、うんざりされている方もいらっしゃるかもしれませんね。

避けられるものなら避けたい、ところですが… 残念ながら、というか、記録の意味も込めて 今日はコロナ・トピックとなります。

 

ノルウェーでは

ご存じのように、イタリアでコロナウィルスが広がっています。そうこうするうちに、実はノルウェーでも この数日の間に「自宅検疫、オスロ近郊で100人」などという ニュースが飛び込んできました。先週はオスロを含むノルウェーの半分くらいの地域が「冬休み」でしたが*1 なんと、先週イタリアにバカンスに行った方々が自宅検疫をしているとのことでした。

そして、今日飛び込んできたニュースは、オスロの大きな大学病院の眼科の職員が陽性になった、とのことでした。この方も実は先週イタリアに旅行に行っていたとのこと。しかも、月曜・火曜と仕事に行っていて 100人以上の患者さんと濃厚接触していた可能性が出てきました。

でも、なぜ自分が「感染地域」に行っていたのに自宅検疫をしなかったのか?詳しいことはわかっていません。ただ、言えるのはノルウェーのお国柄か おそらく「個々の判断」に任されているのでしょう。

 

FHI (Folkehelseinstituttet) 国の健康機関

こちらの国の機関のホームページではコロナウィルスの様々な情報が載っています。海外に旅行する際・帰国後のアドヴァイスも載っていますが、特に必ず自宅で検疫しなくてはならない、ということはなく 最初の14日間は自分の体調を気を付けて見ましょう、程度。あくまで症状が出たら問い合わせをして、基本は自宅療養するように書かれています。容態が悪化した際はかかりつけ医または緊急外来に電話問合せがすすめられています。もともと診察待ちが長かったり、入院ベッド数が足りていないノルウェーですから、重症になるまで 「医療機関には来るな」というメッセージでしょうか。

 

リアクションはいろいろ

今日の「金曜のコーヒー」*2 でも、コロナが話題に上りましたが、日本ほど朝から晩まで報道されていないにもかかわらず、「もうこの話はやめて」という同僚、「職場での対策も考えないと」という同僚も居たりで、かなりいろいろなリアクションでした。

ラジオやテレビで聞くちまたのリアクションも、「大丈夫、ほとんどの人が重症にならないから」という楽観的なものや 「過剰反応するな」というものも。

日本事情を私から見聞きしているうちの主人は 全くノルウェー医療機関はあてにならないし、ノルウェー人の公共エチケットも期待できないので、おそらくまん延するのでは、という予想です。よくその辺中でマスクをせずに咳こんだりしている人は普通に居ます。たしかに、マスクをするなんて(いわゆる、工業用マスクはあるので、大工仕事をしたりする時には普通にしますが)考えられない、というか、ほとんどの人が「未知」のことと感じるているでしょう。マスクを触らない、マスクとは取り換えるもの、などのベーシックな知識もない状態です。

 

さて、今後 本当にこの国の人たちがどうこの状態に対処するか…マスクをする人が出てくるのか、気になるところです。ちなみに、私は今の段階では予防のためのマスクはしません。以前、職場でちょっとしていただけでも 同僚にかなりびっくりされてしまったので。もうちょっと様子を見ることにします。

日本での 学校の休校や外出の自粛などで、経済的にも 他のあらゆる面でも 本当にここ数週間が正念場なのだと思います。状況が少しでも早く好転しますように お祈りします。

*1:実は毎年2月・10月にそれぞれ「冬休み」と「秋休み」として1週間ずつ 小中高がお休みになるのです。それに合わせ、お子さんがいる親御さん方も休んだりして、小バカンスを楽しみます。

*2:毎週金曜の午後にみんなでコーヒーを飲んだりという、ノルウェーの職場でよくあるリラックスタイムです。