ハンブルネスのひとりごと

ノルウェー在住のシステムズ・カウンセラーのブログです

大腸内視鏡検査 アット AHUS (あーふーす)

先週、受けてきました。実は、検査を受ける前、受けた後、かなりブログ情報に心を安められました。改めて、ブロガーの皆さまに感謝です。(そんなわけで、自分も書くことにしてみたのです。)

 

AHUS、とは Akershus Universitets Sykehus (アーケシュフース大学病院)の略なのですが、ノルウェーの首都オスロをぐるっと取りかけむ アケシュフース県民の公的医療機関です。

ノルウェーは持ち医者制度が20年ほどまえから導入され、病院での専門的な検査などは医者の紹介状がないと受けられません。(または、ウン万円という多額な料金を払って私立のクリニックに行く)日本の保険制度とは全然違い、福祉国家ならではの制限があります。

 

さて、持ち医者からは直腸のみの検査で紹介状をもらっていたのですが、AHUS側が なぜか大腸内視鏡に格上げ(?)してくれました。ググったところ、ノルウェーはほかのノルディック(フィンランドなど)に比べ、大腸がんの発生率がすごく高いとか。だからなのかな、それにしても多い原因がわかっていないのも嫌ですね。

 

(前準備)恐れていた下剤ですが、病院から指定されていたPico Prep ピコプレップ、かなり優れものだということが判明。下剤自体は150ccを2回飲むだけ、であとはスープとかお茶を2リットル飲むだけ。私はお吸い物(またはそばつゆ?)を作って飲みました。「お吸い物、うまい!」やっぱり日本人だわ、と妙に感心。これだけで1リットル行けました。うわさに聞いていた「おむつ必要」説は、まったく大丈夫でした。というか、下剤も前日の午後1回と夜1回飲むスケジュールだったのも 良かったかもしれません。すでに一回目の下剤の数時間後には 腸が空になってきた、感があったんです。また、前日の朝食後から絶食、という厳しいお達しももしかして 良かったのかもしれないです。どうせ 空にしなきゃだめだったので、絶食を遅めに始める方が洗腸にも時間かかったかもですね。

 

(検査)鎮痛剤と鎮静剤を両方うってもらい、でも割と目が覚めた状態でした。なんと奥の方にポリープ発見、でポリープ除去の場面もわりとしっかり見ておりました。うーん、ポリープって癌化する率大なんですよね。あらためて、大腸全部見てもらえて良かったです。気になった痛みのほうも それほど辛くなかったです。看護師さんが元気づけてくれました。

ポリープ切除後はクリップを付けてくれたのですが、なんと一発目はハズレ、で腸の中に飛んでいきました。

(その後気を付けて見ていても、クリップ発見できませんでした。そんなものか?)

とりあえず取ったポリープについては何も言われてきてないので、良性だったのかな。ただ、こちらは日本の医療機関ほど情報をくれないし、ポリープ切除後の注意も日本のサイトで読んでいたのでした。とりあえず、1週間経ったので…もう大丈夫かな。

 

大腸内視鏡、ちょっとハードル高かったのですが、癌になることを考えると…やはりお勧めです。皆さんも腸をお大事に。