ハンブルネスのひとりごと

ノルウェー在住のシステムズ・カウンセラーのブログです

介護帰国から帰って来ました 

みなさまこんにちは。おとといノルウェーに戻り、ただいま時差ボケ真っただ中のマイ・ユニです。頭はぼーっとしておりますが、まだ記憶に新しいうちに今回の介護帰国の模様を綴りたいと思います。

今回の帰国では

日本には後期高齢者の母がおりますが、コロナが始まったころから認知機能が怪しいと判断。以来、ノルウェーから距離と時差を押して母の介護サービスの「キーパーソン」を数年務めていました。昨年、実家の売却・移転に伴い、同居の弟が(やっと)次・キーパーソンをやってくれることになり、胸をなでおろしていたこの半年。ただ、弟に100パーセントを頼むわけには行かないので、昨年5月に続きこの2月に介護帰国を計画。今回のメインは脳神経内科と眼科の定期健診と母のレクリエーション。弟に日程を話すと、旅行に出たいと言います。私たちは解約できないウィークリーの契約をすでにしていたので、母を一日一回(特に夕方・夜)訪ねることを条件に 弟の留守番を引き受けました。まあ、前回はわけあって実家にはあまり出入りせずに、外で母と会っていたので なんだか180度違う感じになりましたが…。


新しい住環境に新しい自治体

日本に来る前にもだいたい週一回は母とビデオ電話で話しており、なんとなく新しい環境の話は聞いていました。最寄り駅から徒歩10分、閑静な住宅地に住んでいます。以前は駅チカで、一人でコンビニなどに行っていた母ですが、今はまだ道を覚えられないと一人での外出は断念。ライフスタイルがかなり変わった感です。それでも、自分のマンションの部屋から玄関ホールへの行き方は覚えられたようです。新しい事を覚えたりするのは多分無理っぽいと予想していたので、特にびっくりもなかったです…。
また、新しい自治体というのもなかなかチャレンジかもしれないです。主治医も新しくなり、ケアマネさんから訪看さんから、新しいチームです。自治体によって、それぞれのやり方やポリシーもあります。ただ、介護サービスの手続きをやってくれた弟は前自治体のサービスはノータッチでしたから、比べるものがなくてかえって良かったかもしれません。

私たちが借りた、今回のウィークリー

ウィークリーマンションを業者さんからお借りしての里帰りはこれで4回目となりますが、今回もやっぱり「ユニオン・マンスリー」さん。母の最寄り駅付近では夫と二人で滞在できるマンションはなかなかなく、(二人居住は不可、など)川を挟んだ神奈川県側には逆にかなりの数のマンションがあったので、距離はありますがチョイスはこちらとなったのです。ウィークリーマンションとホテルの比較は、こちらのブログで見てみてください。初めての短期契約型マンション 感想・レビュー - ハンブルネスのひとりごと

物件は、2019年築のワンルーム。洗浄トイレやお風呂場の乾燥機などはやっぱり築浅の物件は居心地は良いですね。母からの距離はドア・ツー・ドアで片道40分ほど。まあ、介護のために来ていたので仕方ないとしましょう。今回も、値段がリーズナブルになる月単位契約で、1か月お借りしました。
以前、母が住んでいた町は、二路線が交差する大きな駅が最寄で、学生さんも多く かなり賑やか。過去3回のウィークリーは母のところから徒歩で通える同じ町でした。
一方、今回は各駅停車だけが停まる駅で、町にはスーパー、郵便局、各種医療機関といった本当に静かな場所。日本に帰ったら必ず行くダイソー、ユニクロ、無印さんはお隣の駅だったので、思い切って隣駅から母の駅までの1か月定期を購入。でも、これがなかなか正解でした。また、静かな場所だけに、夫が医療機関を受診した際も待ち時間もほとんどなく、楽でした。実はこの町は、私が行っていた県立高校からバスのアクセスがあったり、数回行ったことのあるキリスト教の教会もあり、少し土地勘があったところも良かったです。

メインイベント

さて母については、医療機関の受診の他に、昔よく足を運んでいた「うたごえ喫茶」*1も一緒に行ってみました。結論から言うと、「もっと早く連れて行ってあげればよかった」です。母は大好きな歌手でこういったイベントの多くに出演されている、通称「バクさん」のファンだったので、予想以上に喜んでくれたのです。ただ、コロナ禍でこういった「歌声喫茶」のイベントもかなり閉鎖になっていて、現在もアクティブに開催しておられるグループを探すのに一苦労しました。
また、母が可愛がっていた姪(私のいとこ)のお見舞いも行けて良かったです。こういったちょっと離れた親戚と会うのも、なかなか普段できないことなので、実現できて幸いでした。

私たち夫婦のメンテ

最後に私たち夫婦が自分たちのためにやったメンテや小旅行をご紹介します。
まず、むち打ち症が今も続く夫は、カイロプラクターの友人のところに3回通いました。私はというと、例のオープンバイト*2が6年ほど前からあるので、こちらのメンテとしてグリーンデンタルのS先生と顎関節ケアセンターのK先生は前回に続き受診しました。また、温泉好きな夫と一緒に日帰り温泉に3回、一泊で熱海旅行やドライブなど、母の介護の傍ら日本の滞在を楽しむことにも気を配りました。ただ、今回は夕方ー夜にかけて母のところにほぼ毎日通ったのもあり、友人たちに会う機会がなかったのが残念なところ。次回に期待します。

母は夫が大好きで、いつもこんな風に腕を組んで歩いています。空き時間をみつけて、河津桜を見にドライブ…。でも、ほぼ終わりでした。
まとめ

私の様に海外生活も長くなってきて、日本に居られるご家族にケアが必要になっている…という方々もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。私の母は弟が同居してくれているので、まだぎりぎり居宅でいけるのですが、弟の不在中、夜間に一人というのもちょっと不安なものがありました。地震・災害があった場合を考えるとなおさらかもしれません。そういった判断は主介護者に任せるのが正解だと思いますが、たまに親に会う子どもだからこそ気が付くこともあるかもしれません。 

そんなわけで、また折に触れ このテーマをアップデートしていきたいと思っています。今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

*1:歌声喫茶(うたごえきっさ)は、アコーディオンやピアノの生伴奏に合わせて、店内の客全員で合唱を楽しむ喫茶店です。1950〜60年代の日本で大流行し、ロシア民謡や労働歌、唱歌などを歌い、連帯感やストレス解消の場として親しまれました。カラオケとは異なり、参加者の一体感が特徴です。

*2:

オープンバイト・アップデート 2025年・夏 - ハンブルネスのひとりごと