ハンブルネスのひとりごと

ノルウェー在住のシステムズ・カウンセラーのブログです

やばい、もう第2アドベント!(パーソナルブログ)

みなさま、たいへんご無沙汰しております!!

前回ブログから、かれこれ3か月近く経ってしまいました。この間、日本への一時帰国やコロナ闘病など、なんだか月日が過ぎるのが早くて。そしてあっという間にクリスマス準備(大体 第一アドベントの日曜日、つまり先週からぼちぼち始める人が多いです…)の期間となってしまいました。

そんなわけで、とりあえず今日は思いっきりパーソナルブログとして書かせていただきます。今話題のドーハ経由のフライトやコロナについて読んでいただけると幸いです!

 

初めてのカタール(ドーハ)経由で日本へ

日本への帰国はそれまでヘルシンキ経由、しかもJAL便をお手頃価格で見つけることができていたので、いつも最短北回りルートでした。ただ、うちの高齢の母が介護保険のサービスを導入したこともあり(このお話もいずれ詳しくお伝えしたいと思っています。介護保険って、難しいですよね。)定期的に見に行く必要がありました。今年はすでに3月に帰国していることもあり、北ルートはどれも値上がっていて いくら共働きとはいえ、JALなどは手が出ません。うちのノルウェー人の夫も「JALラブ」なのですが。

ノルウェーで中古品を売り買いしたり、不動産を探したりする総合サイトのFinn.noではフライトも探せます。ここでまず、カタール航空の便が北回りルートよりも数千クローネ(数万円)安く出ていることを発見。夫が渋い顔をするのを承知で相談すると、あっさりと「いいよ、乗ってみようよ」との返事。カタール航空、ドーハ空港も含め いろいろなランキングで上位を占めていたりするんですよね。アラブ系の同僚たちにも「カタールいいよ」と言ってもらい、少し安心はしてみたのですが…。

そして実際の道中というと。オスロードーハ間が行きが6.5時間の帰りが7時間。ドーハ―成田間が行きが10.5時間の帰りが12時間。どうしても逆風で帰りは長いフライトとなるので、乗っている時間だけでも今回は最長19時間…。やっぱり、中年には応えました…。(座席ピッチもかなり狭かった&満席状態)そして、例のドーハ空港、いや、もー、すごすぎです。好き嫌いはあるんでしょうが、規模もすごすぎで 真夜中でもお店が全部開いていてキラキラすごい、というか。静かに座って休めるような場所も限られていたし(特に帰り)、なかなかオスロ行の搭乗口が決まらずにずっとゲートに移動もできずにかなり疲れました。とはいえ、移動って疲れるものですからね。これで数万円セーブで来たと思えば、楽勝かもですね。ただ、サービスについて夫はかなり不満で、やっぱりJALが良いと言っていました。そんなわけで、当分カタールは乗らないですね。

 

この歳になると実家には働きに行く…という感覚

若いころは自分で勝手に海外に出てきて、うちの母には私のわがままに付き合わせていました。今はそれが逆転、私が母を助ける番になりました。80になった母は介護サービスが必要となっており、それを調べて申請、介護認定の際の家庭訪問へのリモート参加やケアマネさんとの連絡やモニタリング(月一回の家庭訪問)などなど。私がそれらを一人でやってきたので、責任が伴いますよね。そんなこんなで、日本滞在中もいろいろな打ち合わせやアップデートなど、またそれ以外でも病院やクリニックへの付き添いもありました。毎日のようにアポがあったと思います。

夫はこんなわけで、私と一緒に母の介助という形でいつ日本に来て長期滞在できるよう、一年の滞在許可を取りました。(前回の帰国時に在留資格認定を申請しておいたのです)実際は私が外で用事を済ませている間に掃除とか洗濯をお願いしていました。夫も休暇のほとんどを家事手伝いに費やしたので、疲れたのではないかなと思います。

 

帰国後ほっとしたのもつかの間

ノルウェーに戻る際は、また母を残していくという寂しい思いや、自分の家に帰って普段の生活にもどれるという嬉しさが交錯して複雑な思いになりました。でも、実際帰るとやっぱり忙しいですね。うちでも外回りの冬支度や、夫は冬タイヤへの交換など。そうこうしているうちに11月の中旬を過ぎると、町にもクリスマスのイルミネーションや、ツリーが見られるようになりました。忙しくしていたせいか、どうも体がだるく、調子がいまいちだったように思います。

2週間前の日曜日、教会のクリスマスバザーに行った帰りに義母のうちへ寄り、そこへ来ていた夫の弟の奥さんと長女の子と一緒にケーキを食べ、さあ帰るぞという時、なんだか喉が痛いのです。扁桃腺が弱い私は風邪は必ず喉から引くので「ああまたか」という感じで特に気にもしていなかったのですが…。

月曜日、ウールの下着にスパッツに、背中にはホッカイロも入れて仕事に行ったのですが、朝からずっと尋常ならない寒気が。この日は2軒家庭訪問もありましたが、喉がいたかったので取り合えずマスクも付けていました。夕方やっと帰路についたころ、かなり熱が出ている感じがしました。うちに帰り、熱を測ると久しぶりの38度越え、38.4度。念のために…と思い、家庭用抗原検査で検査すると、まさかのコロナ陽性!(噂には聞いていましたが、あっという間に陽性の線が出るものですね。)やっぱり、この寒気と熱はそうなんだ…と、ちょっと納得しました。

 

コロナ闘病の数日間

それから、約2日間ほど熱が続いたでしょうか。でも、私の場合はやっぱり喉でした。みるみる声が出なくなってきて、熱も下がってきた木曜日ころ、なんと扁桃腺がかなり腫れてきていて、唾をのむと耳まで痛い。これは何とかせねば、と思い 早朝だったのでまずは公の緊急病院(Follo legevakt)へ電話問合せ。(最初は必ず電話で問い合わせるよう、要請されている)電話口で言われた一言は「こっちに連絡しないで、まずはかかりつけ医のところに行ってください」。私のかかりつけ医は発熱外来どころか、コロナ陽性患者はクリニックに入れない主義だと伝えると「それはなんでなんですか?」との返事。そんなこと、患者の私が知るわけないだろー、とちょっと憤慨して「そんなことをあなたとディスカッションするために電話してるんじゃない」と、扁桃腺炎を発症していて、昨日よりひどくなっていると訴えました。ところが、案の定というか「ノルウェーあるある」なのですが「かかりつけ医に診てもらうか、明日まで待ってもっとひどくなっていたらまた明日お電話ください」とのこと。しかも、私が返事を終える前に電話を切られてしまいました。こりゃー、ひどいわ。と、ふとGoogleで評価を見てみると、やっぱり星ひとつ。喉も耳も痛く、辛くはあったのですが そのまま病院を経営しているNordre Follo市にクレーム(メール)投かん。(いまだ返事は来ませんが…。)仕方ないので、頼みの綱のかかりつけ医に電話。受付の方にLegevaktで追い返された旨告げたのですが、やっぱり「こちらでも診ませんよ」とのこと。ただ、このクリニックでは、E-受診といって、Helsenorge.noというサイトからログインして 受診という形で要件をかかりつけ医に送信することができるのです。なんでも、コロナに関する受診は無料とか。そんなわけで、このサイトで受診を登録して、先生があとで電話をくれるというのを待つことにしました。1,2時間後に先生から電話が来て、扁桃炎の旨相談。もちろん、細菌性だったら抗生物質が必要だけど、それを検査するにしても、コロナ陽性患者は入れない主義は変わらないので…。と、いうことで、ウィルス性扁桃炎というのを前提に、炎症を抑える薬を処方してもらいました。つまり、この薬で良くならなかったら、最終的にクリニックを受診して細菌検査をするが、それは最後の手段…らしい。いやあ、私は呼吸困難とか、ひどくならなくて良かったのですがこんな調子で悪くなる前に診てくれる医者が居なかったら、緊急搬送になっても仕方ないシステムだわ…と思いました。これはノルウェーでも日本でも、変わらないのかもしれないですが…。

その後、薬は無事に効いて 今週の月曜日から仕事復帰もできました。が、やっぱり体もだるいし、頭も痛い。無理は禁物ですね。あと、炎症を抑える成分が入ったイブプロフェンもかなり飲んでいたので、その副作用が胃腸に来て おなかも数日間痛かったです。その後、夫もコロナ陽性となり、なかなか二人とも具合が悪くて大変でもありましたが、おかげさまで 彼も快方へと向かっています。

 

今日はブログをお休みしていた期間の出来事などを、ざっと書いてみました。日本へ行った10月からこれまで、本当に早かったです。クリスマスもあまりに突然に来た感があって、ちょっと気後れしておりますが。ワールドカップも、サッカーはあまり興味がない私たちではありますが、ドーハに経由したというので、やっぱり気になりますね。先日の対スペイン戦も見れましたし、(こちらの時間で)明日はいよいよクロアチア戦かー。おそらく、仕事から帰ってうちに着いたら前半は終わっていそうです。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!みなさまもどうかお体にきをつけてー。