ハンブルネスのひとりごと

ノルウェー在住のシステムズ・カウンセラーのブログです

日本人なのが嫌になる今日この頃  - 水際対策による短期滞在ビザの無効化

みなさまこんばんは。お変わりありませんか?オミクロン株が11月末からあっという間に世界に広がりました。みなさまのお住まいの場所によって さまざまな感染対策が始まっていると思います。

さて、今日はというと本当に本当に個人的なひとりごとをシェアさせていただくブログ内容です。日本の水際対策には様々な意見があると思います。私も 自分の意見が正しいというつもりはないのです。ただ、自分の置かれている立場で 最近の水際対策については嘆いています。それは、夫と準備していた一時帰国にまつわるもの…。

 

無念!夫と3か月前から準備していた年末年始の里帰りが…

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今、外国人の入国を禁止している国が多々あります。日本もそのひとつ。でも、日本人と結婚している配偶者、その子どもには「特例措置」という 査証を申請することで一緒に入国がかなう規定がありました。

さて、私の夫はノルウェー人ですが、彼はうちの母のことを自分の母親のようにいつも気にかけてくれています。これまでも一時帰国にはいつも同行していて、実家のちょっとした修理や水回り(浴槽のうら)などのお掃除もやってくれておりました。エアコンのフィルターも彼がいつもきれいにしてくれ、一緒に近くの温泉に行ったりと、母にはいつも優しく接してくれているので、母も夫が大好きなのでした。自分で言うのもアレですが、ノルウェー語でよく言う「Svigermors drøm」(義理のお母さんの夢)というのは彼のことを言うものだと思ったものです。

そんな夫のたっての希望で、この8月に私だけ一時帰国した際、査証の申請に必要な戸籍抄本(3か月以内のもの)を取ってきて日本に年末から一時帰国すべく査証もほどなくゲットできたのです。持病があって体の弱い母のお手伝いがしたい、という理由からです。ちなみに査証申請に必要な書類は婚姻関係を証明する戸籍抄本だけではなく、母から書いてもらった招へい理由書も要ります。それから、今回は母の主治医の診断書(3,000円ほどかかった)も添えました。

日本では留学生やビジネス目的の外国人の入国規制の緩和がオミクロンの直前まで開始されていました。11月30日にそれが変更になり、一斉に入国禁止。それでも、「配偶者等」はその中に入っていないものと確認し、ほっと胸をなでおろしていた矢先のこの情報でした。

ユーチューバー、ダイスケさんが取り上げていたのが日経新聞の記事と、SNS上で大使館から連絡をもらった方々のコメント。私も他の記事も検索してみましたが、見当たらず、唯一、TBSのニュースでNY在住のご家族がご主人だけ日本に行けなくなってしまった…というニュースを見たのみでした。外務省のHPも観ましたが、一見すると、配偶者として取得した短期ビザも大丈夫なような印象を受けます…。

この後、夫も在ノルウェー日本大使館に問い合わせ 丁寧なメールをいただきました。やはり、夫の短期滞在ビザも無効となっており、1月1日以降も一時無効化の措置が継続される可能性もあるとのこと。数日ずらしたとしても、入国できる可能性は全くわかりません。唯一、もしどうしても12月中に入国しなければならない特段の理由があるなら、再申請できるとのこと…ですが、申請書を扱うのは日本の外務省で、実際にかかる時間はわかりかねるそうです。そして、承認される特段の理由というのも、日本にいる家族の危篤状態のようなものであるらしいのです。

この時点で、私はかなりショックを受けてしまいました。正式に結婚している関係でも、国籍のせいで一緒に母に会いに行けない事実…。でも、私たちはまだマシなのかもしれません。お子さんの居るご家族のことを思ったら、「お父さんだけ」とか「お母さんだけ」お留守番になってしまうことを考えたら、子どもさんたちがかわいそうでなりません…。

今現在は、あと数日様子をみてみることで落ち着いているのですが、おそらく今回の日本行きは延期となるものと思われます。

 

感覚がズレていると言われても仕方ないのですが…

この数日、落ち込んでいても仕方ない…と、思う一方、「ああ、自分の国がもっと人道的なことを基準に政策を取っていたらなあ」という気持ちです。日本を離れて26年半…。3年ちょっとの社会人経験で疲れてしまい、最初は休んで考える時間が欲しくてノルウェーに来ました。ノルウェーという国や社会性は私という一個人を丸ごと受け入れてくれているような体験をしました。それで、10年・20年と滞在も長くなり、今に至っているわけです。普段何もなく平和な時には感じない日本との感覚のズレ。これも致し方ないのかもしれません。

以前のブログでもご紹介したように、いくら居心地は良いといっても外国人としてのハンデは一生付きまといます。そんな意味でも、自分に国にいるときに感じる「ガイジンではない」感覚は自分にとっては貴重なものです。ただ、今回のように家族でありながら、国籍によって入国を禁止される現実もあり、日本と自分が仲直りするのにも少しばかり時間がかかるかもしれません…。

 

今日本ではオミクロン株に対する警戒をしつつも、コロナの感染状況は諸外国と違い、かなり良い状態が続いています。この状態が長く続きますように…。

私の独り言をお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

オスロの日常的人種差別 職場の学術ミーティングから

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか?

これまで暖冬なノルウェー首都圏です。まだちらりとしか雪も見ておらず、根雪もないので11月の末となるとますます暗さが増します。雪があると、街灯に反射してほわんと周囲も明るくなるのですがねー。

先日、私の職場の方で久しぶりに「学術ミーティング」(なんだか訳すとすごい内容に聞こえますが… 事業内容に関係のあるテーマをブラッシュアップするために行われる勉強会です。)がありました。人種差別問題のために働いているNPOの方をゲストに迎え、テーマは「日常的人種差別」(Hverdags rasisme)でした。この会議ではゲストより、私たち参加者から様々な発言があるという、なかなかヒートした場となりました。人種差別は日本ではあまり聞かない課題ではありますが、今日はこのミーティングからちょっとシェアさせていただこうと思います。

 

ノルウェーと移民の歴史*1

ノルウェーは他のヨーロッパ諸国に比べると 移民の歴史はまだまだ浅い方です。と、いうのもこの国自体が北海油田ころまで豊かではなく、アメリカなどに出稼ぎに行く人々も多くいました。北海油田が基盤に乗ったころ、70年代後半になると逆に労働者不足となり、最初に移民として来たのがパキスタンの方々です。そのころはこちらに移住するのは簡単だったといいます。移民の増加に伴い、今のように滞在許可や労働許可の制度が整えられました。今は国連経由で来られる難民や亡命者を含め、様々な外国人が移住してきており、福祉国家の手厚い支援もあるためにノルウェーを移住先、亡命先に選ぶ人々も居ます。ノルウェーで一番多い移民は実はスウェーデン人なのですが、ヨーロッパからの移民や北米大陸からの移民に対する差別はあまりメディアで見聞きしません。差別問題はというと、やはり肌の色や文化が異なるアジア・アフリカの方々が対象です。

 

クライアントの子たちが受けている差別とは?

さて、学術ミーティングで人種差別を取り上げた背景には、クライアントの子たちのバックグラウンドがあります。大半がアジア・アフリカ系の移民・難民の二世であったり、東ヨーロッパからの出稼ぎで来る方々の子供たちであったり、また親のどちらかがマイノリティーであるため 自分も肌の色が違ったり。

私が受け持ったクライアントの子からも「自分は人種差別を受けている」と聞かされていたことがあります。ただ、それはほんの数人です。ところが今回のミーティングのゲストは毎日のように人種差別を受けている若い子たちから話を聞いているといいます。そのエピソードから会議は始まりました。なんでも、モスリムの子たちが頭につけている被り物(ヒジャブ)を引っ張られたり、この国で生まれ育った子たちが「自分の国に帰れ」と暴言を吐かれたり…など、自分はただその場に居合わせただけで、いきなりノルウェー人からこういった人種差別的攻撃を受けるというのです。もちろん、ノルウェー人一般が人種差別的なわけではないと思います。私自身もNAV(総合福祉事務所)勤務の時にクライアントから暴言を吐かれたことはありますが、生活に困窮している方だったり、また「外国人は自分よりも手厚い手当を受けている」といった間違った認識がある方だったりというのは容易に想像がつきました。つまり、その人自身が問題で苦しんでいるときや 間違った思い込みがある場合に他人を攻撃する言動に出ると思われます。(いじめのメカニズムと同じ感じですね。)

この、差別的な言動をする人自身に何かしら理由がある場合もそうですが、一方では差別されたと訴える側も何かしら理由がある場合もあるのでは…というのがディスカッションされました。つまり、その時の背景・コンテクストに注目してみるということです。

この夏、脅迫的な発言を私に向けた元クライアントの子は両親がアフリカ出身なのですが、彼女はバイト先でもカッとなって物を上司に投げつけたり、自身の言動にもかなり問題があることが多いのです。それで、本人は「人種差別されたからだ」と訴えていたと言います。彼女を解雇したとしたら、それは肌の色ではなく、彼女の問題行動にあったはずです。彼女も問題行動を辞めてみない限り、風当りはおそらく変わらないのではないでしょうか。

ここで場がヒートしたのは、はやり何が人種差別で何が違うかを見極めなければいけないことや、私たちがこの子たちにどう対応するかというディスカッションでした。肌の色に限らず、悪いことをしている人を注意したりするのは当然だし、それで「人種差別だ」と言われるのも間違っています。

理由もなく被害を受けた子たちの話を聞いてあげる、慰めてあげる事はもちろん、私たちの役目なのですが こういったひどい人々がいるこの世の中に対して後ろ向きな態度を取るのも極端です。「こんな世の中、大嫌い」と言って社会に背を向けてしまったら、どうやって自立した生活を送れるようになるのでしょうか。少なくとも、私たち支援する側は こんな世の中でも自分の夢や希望を見失わずに、目標を達成してほしいし、その方向に助言していくべきです。そういう子たちがよく反社会的勢力にリクルートされてしまうという問題もある中、このバランスが課題です。

 

私自身の体験

うちの職場は3分の1くらいが、ルーツがアジア・アフリカ系の2世であったり、自分の代で移住してきた人々の構成です。その他、白人ノルウェー人の同僚の中には、アフリカ系のパートナーとの間にお子さんがいたり、また国際結婚されていたりする人も居ます。こんなわけで、人種差別問題はかなり「自分自身に関わるイシュー」といった感じで、発言者も多く皆が熱心にディスカッションしたミーティングになったのかも知れません。

先の例のように、明らかに悪意があって、人を傷つける目的で吐かれる暴言なら人種差別とわかるのですが、善意があって言われた言葉も 取り方によっては「差別されている」と感じる人がいるもの事実です。例えば、「あなた、ノルウェー語が上手いわね」と言われる時。先のNPOの方は、なぜか「差別している例」でこの発言を取り上げました。私自身の体験でも、これは何百回となく聞いているフレーズです。でも、これは善意で発せられた言葉だといつもとらえています。同じフレーズでも言われた時の状況や言われた時の言い方などでも もちろんとらえ方は変わってきてしまうのですが…。ただ、このフレーズを発せられる時、そこにマジョリティー(多数民・ノルウェー人)とマイノリティー(少数民・外国人)の違いをはっきり区別させられるし、誰かが誰かを褒める行為というのも、結構「上から目線」の時が多いため、私はこのフレーズは好きではない…と発言しました。このフレーズは 良かれと思って言われていても、私からすると相手と自分の立ち位置の違いをはっきり見せられるという意味で、「インクルーシヴ」(私もあなたも同じところに立っている仲間だ、というような態度)なフレーズには感じ取れないということです。

ただ、過去には外見的にもっと違ったら、もっとまともな扱いを受けたかも…と、思う事もありました。それは、こちらの「アジア人女性」に対するイメージがあるかと思います。アジア人女性って、悪い扱いをされても我慢したり、おとなしいイメージがあるため、先の例ですが それにつけこんで 鼻であしらうような人もたまに遭遇します。それは、白人ノルウェー人に限らないかもしれません。

 

Rasisme kort (ラシスメ・コット - レイシズム・カード)

ディスカッションが最も白熱したのが、このRasisme kortという言葉についての賛否両論。カードは「切り札」という意味でよく使われる言葉ですが、このレイシズム・カードの意味は私たち非白人の外国人が相手の対応を「人種差別的だ」と訴えることで、何かをゲットするために使われる切り札という意味です。ミーティングではこの言葉を使用することに反対なグループと、賛成のグループに分かれました。反対派の理由は、この言葉自体がひとつの支配的フレーズ*2として白人ノルウェー人によって生み出された言葉からだ、というのです。この賛否両論についてはさておき、確かに私も不当と感じられた扱いに対して、「これって人種差別的扱いじゃないんですか?」と抗議したことが過去に数回あります。この結果どうなったかというと、相手がびっくりしていきなり態度が変わったことを覚えています。態度を改めてくれて、敬意を払ってくれたのは良かったかもしれませんが、「人種差別者」と呼ばれるほどショックなことはないかも知れない…と、今ではちょっと反省しながら思うのです。それに、不当に感じられた事柄だって、たいしたことではなかったかもしれません。(何だったかもよく覚えていない…)

さっきの元クライアントさんのように、このカードを意図的に使うことで自分の言動を正当化していたら、結局バイト先と上手くいかなかったりを繰り返してしまって、前に進めないのかもしれません。そういう意味では、「このカードを使っちゃだめだよ」と助言してあげることも必要なのかもしれません。

 

まとめ

今日は職場のミーティングからオスロで若い子たちが受けていると感じている毎日の人種差別について綴ってみました。ディスカッションしていた同僚たちの多くが、同じように移民・難民の2世であったり、どちらかの親がアジア・アフリカ系であったり。でも、さまざまな経験をしているようでした。

同僚たちがみんなで納得した結論は、このクライアントの子たちに寄り添って支援することの大切さ。そして、こういった現状の中でもいかにこの子たちに建設的に助言や励ましをすることができるか…などなどでした。ただ、日本で生まれ育って、「祖国」というものがある私にとってはノルウェーで受ける差別的な扱いにも 強く立ち向かえるかもしれません。だって、自分の言葉や文化が他にあることが救いになっていますから。一方、生まれて育って、自分の国だと思っているノルウェーで外人扱いされたり、差別されたりの方がよっぽど応えるのではないかと思ってしまいます。

ノルウェーではアメリカでよく言われるようにただの肌の色の違いということよりも、文化的・習慣的な違いが注目されているような気がします。みなさんはどう感じられましたか?今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!

*1:このブログではノルウェーに移住して来る方々を総称して移民と呼んでいます。その中で、自国から戦争などで逃れてきた方々を難民と一応分けています。

*2:hersketeknikk(ハシュケ・テクニック: ある人やグループの尊厳を害し、支配するという目的で意識的・無意識に使用されるメソッドのこと。英語にはこれにあたる言葉はないようですが、興味のある方はWikiの英語リンクをはりつけます。

Master suppression techniques - Wikipedia

コロナがもたらす人間関係のひずみ - あなたはどうしますか?

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オスロバスターミナルではクリスマスのイルミネーションがつきました

みなさまこんにちは。お変わりありませんか?

こちら、ノルウェーオスロ近郊ではクリスマス商戦が始まり 去年は中止だったオスロ繁華街のクリスマス・マーケットが今年はオープンしたといったニュースも流れていました。9月末に「コロナ収束宣言」をしたものの、今は他のヨーロッパ諸国と同じく感染拡大傾向となっています。(と、いってもまだ深刻な状況ではないので、秋に発足した新政府は国全体のコロナ政策はしない模様…。感染のひどい地方自治体は感染対策を再開しました。)

さて、先日コロナのせいで家庭が崩壊したというような日本のレポートを見ました*1。なんでもご主人さまがSNS系のメディアにはまってしまい、お子さん方に「マスクをするな」的なことを言い出したらしいのです。いわゆる「コロナは存在しない・陰謀説」を信じてしまったとのこと。それがどんどんエスカレートしていく中で悩んだ奥様はお子さんたちを守るためにとうとう離婚を決意された…との内容でした。本当に、なんて悲しい事でしょうか。

陰謀説を信じないまでも、ワクチンに関しての賛成・反対なども含め もしかしたら みなさんの周りにもコロナ関連の意見が分かれてしまって ご家族やご友人との人間関係のズレを感じてらっしゃる方もいるのではないでしょうか。こんなわけで、今日はこのテーマについて一緒に考えられたらいいな…、と思っております。

 

ヘリコプター・パースペクティヴを取ってみてわかったこと

実は私のまわりにもワクチンに対する意見が全く異なる人がいます。私自身は支援者としてクライアントさんに接する業務をしていますので 自分がコロナの媒体にならないようにする責任がありますし、コロナにかかりたくもありません(後遺症などが怖い)。そして、メディアや海外でのワクチンに対するポジティヴな報道に関しても全く問題なく信じられます。ところが、この本人と話してみても、ワクチンに対する懐疑心が強く、全く信じられないと言い、平行線をたどる一方です。日本では「ワクチン受けた?」と聞くこともタブーなくらい ご本人の意思が尊重されていますね。本人の意思を尊重して、ワクチンも勧めない…のは、私も理解できるし賛成です。でも、家族や親せきなど、身近な人になればなるほど なんだかとっても気になるし、意見が違うのが悲しくも感じられます。尊重しなければ、と思いつつ私と同じ意見になってくれることを願ってしまうのです。

さて、システムズ・カウンセリングではコミュニケーションが重要なのですが、「バード・パースペクティヴ」とか「ヘリコプター・パースペクティヴ(は、ちょっとだけズームアウトした感じ)」を取ってみて視点を変えてみるのが不可欠です。遠くから眺めてみると、相手と自分のやり取りやお互いの関係性なども もっとはっきりと見えてくるからです。

そんなこんなで、この人物に関しても こんなことが浮かんできました。

すごく短期間で開発・実証されたこのコロナワクチン。本当に重篤な副作用が数年後にないかどうかも 誰も保証はできない。そして、巷では「ワクチン受けた方がいい」という意見が多勢。しかも、ワクチンパスポートがないと、PCRをして陰性証明を提示するとか またはもしかしたらできないことが増えてくるかもしれない…。自分は圧倒的に不利。でも、どうしてもワクチンを信じることもできない。みんなが騙されている気がする。みんな、どうしちゃったのか。どうしていとも簡単にだまされてしまうのか…。

これはこの人の立場に立ってみた上での想像ですが、こんな考えになっているのではないでしょうか。そして、フィーリング、感情の方はどうでしょう。もしかして、すごく孤独になっていて 寂しいと感じているかもしれません…。多勢対ひとり。味方が必要だ、と感じているかもしれません。

この人物と私のやり取りを見たらどうでしょう。勧めない、この人の意見をリスペクトする、と口では言いつつも 態度では「なんでワクチン受けないの?」的な私の中の疑問がじわじわと表れているかもしれません。(特にプライベートにおける人間関係では私もわりと地で行っていますので…)

不思議なことに、こんな風に意見の違う相手の思考や感情を想像してみると、「無理もないよな」という気持ちになってきます。同情もわいてきます。それから自分の姿も全く客観的に見るのは無理ですが、ちょっと冷静に距離を置いてみると 反省点が見えてきます。次に接する際にもうちょっと違う話し方や接し方ができるようになるかもしれません。

そして、関係性。もともと関係が良い相手なら 距離を置いて眺めてみなくても 最初から相手に対する良い感情は損なわれることはないのかもしれません。意見が違うとわかっている話題をスルーしたりと、関係を保たせるいろいろな方法があるかもしれません。ただ、関係性がいまいちとか悪い場合は、真っ向から対立してしまうことがあったり、また なかなか相手の視野でものを見ることも難しいかもしれません。私とこの人物については 関係性は良くはないと認めます。なので、自分がこの人との関係をどうしていきたいか まずは見極める必要がありますね。もし壊してしまいたくない関係なら、自分の接し方を関係性を維持できるような形で変えていく必要があるでしょうね。

 

自分の命に係わること ー 強い感情

それから一般的にコロナにまつわる感情って何だろう…と考えてみました。去年の春ころに比べ、コロナ自体の知識や経験も増え、今年の第5波では人流がなかなか減らなかったのも記憶に新しいですよね。その一方、やはり重症化したり、お亡くなりになる方もまだいらっしゃる。ワクチン賛成の方々は、コロナ自体にまだ怖いという念があって、多少なりとも懐疑心があっても この「怖い」が勝ってしまっているのかもしれないですね。ワクチンについて非の方につく方は やはり「副反応が怖い」とか「得体のしれないものを自分の体に入れたくない」といった、心配や恐怖心があるのではないでしょうか。

こうしてみると、ほとんどの方が恐怖心といった強い感情をベースに「ワクチン云々」の意見を持たれているのでは、という気がしました。こんな強い感情だからこそ いったん意見が分かれると、「この人、信じられない!」といったような強い反応となって感じてしまうのかもしれませんね。

ワクチンのみならず、こちらノルウェーではマスク着用云々が話題となることがあります。最近若い同僚に「マイ・ユニ、コロナはもう終わったのに、なんでマスクしてるの?」と言われ、別に苦情のつもりではなくても 私の中では苦情のように聞こえ、一瞬、ムッとした記憶があります。自分の健康維持を阻まれているような反応になってしまったのかもしれませんね。

 

まとめ

今日はコロナ禍での意見の不一致から来る人間関係のひずみについて、自分の例から考えてみました。まず、意見が違う相手が近ければ近いほど、意見の不一致を受け入れるのって難しく感じられるということ。仮に赤の他人だったなら、まったく気にも留めないかもしれません。

それから、相手との関係性の維持を考慮したなら、なるべくこちらから相手に歩み寄る姿勢…つまり、相手の立場でことを見てみてみたり、自分の出方、接し方を変えてみる…ということですよね。でも、関係性がもともと悪かったりした場合って、なかなか相手に歩み寄ることも難しいかもしれません。そして、悪い関係性を良くしたい場合って、こういった非常時には至難の業かもしれません…。(リラックスできる環境や状況でないと、なかなかメンタルの余裕ができない、という意味で。)

最後に、コロナに関する意見って、実はみんな「怖い」ってのがベースになっているかも知れない…ということ。自分の命や健康にかかわることって、本当に強い感情となって影響してくるのかな、と思いました。こんなことを念頭に置いておいたら、つい反応してしまったとしても、すぐに「待て待て、リラックス」と自分に言ってあげることができるかもですよね。

さて、これをお読みくださっているみなさんはどう考え、お感じになりましたか?「自分はこうして解決した」とか、「こんな方法があるよ」といったのがあれば、ぜひお聞きしたいなー。人間関係って、本当に複雑でさまざまなことが絡み合って構成されている…。

今日もお読みくださり、ありがとうございました。引き続きご自愛くださいませ。

 

 

 

 

*1:You Tubeで民放の番組からアップされていたものです

額関節症(TMD) ノルウェー事情アップデート(2021・4)

みなさまこんにちは。久しぶりのブログ更新です。前回ブログでは私のこの気ままひとりごとブログの種類・カテゴリーをまとめてみたのですが、今日は本当に久しぶりにアップデートする「治療体験ブログ」、顎関節症がテーマです。

振り返ってみると、前回このテーマのアップデートは5月でした。

額関節症(TMD) ノルウェー事情アップデート(2021・3) - ハンブルネスのひとりごと

あれからざっと5か月…。どんな変化があったのか、シェアさせていただきたいと思います。海外暮らしならではの悩みや工夫など 取り上げていますので 興味がある方はお読みいただければ嬉しいです。

 

「日本で思いっきり検査していただこう…」と期待が膨らみましたが

これは、先にアップしましたブログで私自身が言っていたこと。8・9月をまたいで5週間の里帰りが決まっていました。「日本に行けばなんとかなる!」と、思っていたのですね。

結論から先にお伝えすると、東京都内にある大学病院二軒で見ていただけたのですが、顎関節が動いてオープンバイト(開咬)になってしまった原因はどちらも、「不明」(ここで、ガーン…となったのは言うまでもありません…)。顎関節や後頭部のレントゲンを撮っても 骨の異常は全く見つからず。これは、1月に撮ったCBCTの解析結果とも一致しています。一軒目の大きな大学病院には「顎関節症科」というのもあって、おそらく日本国内から患者さんが来るところで、先生方も経験豊富なはずです。担当していただいた先生曰く、「たまに骨に異常がなくて顎関節が動いてしまう患者さんがいるんですよね。」とのこと。予想に反して、こちらでは顎関節のみを動かす治療はしておらず、補綴系と矯正系の治療*1を合わせてやることで開咬を閉じる方向にもっていくらしい。ここで二軒目の病院に行くことを決めたのは、こちらの病院の先生方が出されたある論文にスプリント*2の顎間牽引による開咬治療があったこと。この論文のコピーを持ってきていたので、こちらについて私の症例に使えるかどうかのみを聞いてみようと思ったのです。

 

予想外の展開に

こちらの大学病院は初めから受診の予定はなかったのですが、なんと予約なしで診ていただけるというシステムでした。そして、なんとラッキーなことでしょう。丁度論文を書かれていたO先生が私が行ける日の初診外来にいらしたのです!

問診が終わった時点で 私がこちらに来た理由を告げ、持参した論文のコピーをお見せしました。すると、「これは適用じゃないかな。この治療、やってみます?」とおっしゃってくださったのです。ただし、この治療は時間もかかり、顎が動き始めるのは半年・一年後ということ。それから、動く保証もできない…とのこと。とりあえず、レントゲンも確認して、骨の異常がないことを確認。さっそくスプリントを作っていただくために歯の型どり。この時点で信じられない展開に、自分でもボーっとなっておりました。これは、果たして神様からのお導きなのか?

10日後の9月初めにスプリント装着のため再来院となりましたが、ノルウェーに戻る日程にも間に合うのでこの日まで本当にワクワク・ドキドキでした。何せ、開咬を自覚してからもう1年近く経っていて、その間治療までこぎつけなかったのですからね。

 

患者オンブズマンからのメール

ちょっと前後しますが、7月に久しぶりにオスロ・ヴィーケンの患者オンブズマン*3さんからメールをいただいていました。そのメールによると、Nye Metoder(ニーエ・メトーデル)という機関について最近情報を仕入れたらしく、それによると「誰でも」新しい治療などのメソッドをこの機関に提案・承認を得ることで、大学病院など公医療機関で新しい治療方法を取り入れてもらうことができる…、というもの。オンブズマンさんは私にこれを試したらどうか、と言ってくださったのでした。

自分ではすごく興味があるものの、新しい治療方法を提案するにはどうしても英語の文献が必要になります。これまでも先の大学病院の論文や、その他 少なくとも二つの大学の開咬の保存的治療の論文を読んで、それをこちらの大学病院とか歯科専門医の先生方にもお見せしてきたのですが。なにせ、英語部分が究極に少なくて 写真のみとか数行の概要のみでは 苦しいものがあります。

ダメ元スピリットでなんでも試したい私なので、先のO先生と、たまたま上記論文でメルアドを見つけたY先生という方に英語の文献についてお尋ねしてみました。O先生はご存じないとの回答。Y先生の方はお忙しい中、なんと同じ日にご回答をいただきました。先生曰く、こちらの大学でも国際的な歯学学術誌の方に論文を将来的に出されるとのことでしたが、ある他の論文をご紹介いただきました。それは、イスラエルにおられるN先生とP先生という方々のもの。

 

ノルウェーに戻ってから

さて、作っていただいたスプリントを無事に受け取り、9月初旬よりこの治療が始まりました。寝ている間のみの装着ですが、最初は口を閉じたまま上下にゴムをかけて固定することにとっても不快感を覚え、早々とくじけそうにもなったのですが、幸い不快感を覚えながらもちゃんと7-8時間は毎日眠れていたので、ありがたかったです。そう、私って、わりと神経質なところもあるけど寝るのは得意かもしれません…。

戻るとすぐに1年以上前に地元歯科医に紹介状を書いてもらっていたオスロ大学歯学部専門クリニックから10月初旬の予約が入りました。本当は去年の夏以前に紹介状は歯科医によって(レントゲンなどと一緒に)送られていたのですが、コロナ禍のバタバタで紹介状は紛失。10月に再度紹介状もろもろを送りなおしていただいて、今年10月の予約です。これって、みなさま、特にむちゃくちゃ腹を立てるほどレアな状況ではなく、日本のようにいつでもすぐ、どの専門医でも選んでいける状況がラッキーなんですよ…。

以前にもご紹介したこちらのクリニックはオスロ大学歯学部の専門歯科医を育成する教育機関としてのクリニックです。つまり、専門医コースに通われている全員はもともと普通歯科医で、スキルなどを取得するために一般の患者さんを受け入れているんです。私が当たったのは女医。初診は2時間ほどかけてこれまでのいきさつや、O先生の病院から頂いてきた自分の歯型、過去のかみ合わせの写真などを見せてじっくりお話しました。紹介先は補綴科*4だったのですが、他の専門治療科との連携もあるとのこと。とりあえず、オスロ大学病院での診断と、その他のクリニック・日本の大学病院での診断が異なるため、もっと詳しく検査して原因を突き止めてくださることになりました。ちなみに、以前ブログでもご紹介したとおり、歯科系機関での検査・治療は全額負担となっています。顎なのに…やれやれ。

 

イスラエルの論文はすごかった

日本語で書かれた論文は割と無料で見られたものが多いかな、という印象でしたが、やはり国際的な論文は有料ばかり。35ドルを請求されるのが普通です。ただ、先のクリニックにあった大学図書館に後日問い合わせてみると、大学関係者以外でもプリントアウトして無料でいただけるとのこと。*5たくさんの論文をプリントする場合はこちらもプリント代はかかったのですが…。論文はちなみに、The Journal of Oral and Maxillofacial Surgeryという学術書の2017年版にありました。

さて、私の英語のスキルは昔取った杵柄の「英検準1級」というのはありますが、それも30年くらい前。こんな学術書をちゃんと理解しながら読むのは至難の業…。でも、要所要所は一語一句辞書を引いて読んでいたのでなんとか理解できました。こちらの治療の対象は「Loss of vertical height」なる顎関節の高さが損なわれる症状のある 様々な疾患や骨折を持つ患者さん方。そして、すごいのが理学療法士さんとの連携で、なんと3-4週間の短い期間でオープンバイトが閉じるというのです!顎の牽引はぶっといブラケット、またはErichs Archといわれる顎関節手術後のあごの固定につかわれる針金。スプリントはピヴォットスプリントなる、奥歯のところのみ高くなったものを使用。見るからに痛そうな治療ですが、こんな短期間で、しかも矯正にありがちなぶり返しもないという…。論文ではローリスクかつ保存的治療とうたっています。

たしかに、私の症状も奥歯部分で上あごへの高さが開咬になる前にくらべて嫌に低くなっているし、そのおかげでオープンバイトになっているわけで。*6いや、しっかし、いくらなんでも3-4週間て… 信じられない! ああ、この治療がノルウェーでできたらなあ… そう、実はNye Metoderに先日この治療の提案書を出しちゃいました。

論文をお書きになった先生の名前から、この方が実はESTMJSというヨーロッパの顎関節外科医の団体のメンバーであることが判明。すごい優秀な先生方の集まりのようですが、団体の主目的は顎関節症で苦しむ患者さんをヘルプすること…なんてすばらしいんでしょうか。ここでもダメ元でこの団体に一人の患者として助言をいただこうとメールを出したのが先週末。今週になってから、なんと団体の方からの返事と、加えてこのN先生ご自身からも返事が来ました!うわー、むちゃくちゃ嬉しいです。N先生、レントゲン写真を送ってもらえたら、助言できますよ、とのこと。なんてご親切な。最新のレントゲンは日本で8月に撮ったもので、それが入ったCDはオスロ大クリニックに預けてあるので 来週早々取りに行きたいと思います。

 

まとめ

5か月分を一気にアップデートしましたので、かなりの長文になり失礼しています。さて、これからですが しばらくは唯一の治療となっているO先生のスプリント治療を続けてみながら*7イスラエルの先生から(あれば)より近くの治療期間をご紹介していただこうかと考えています。また、Nye Metoderでの結果がどうなるかも 期待はしないけど、待っていたいと思います。トライしたことに意味があるんですからね。ノルウェーでこの治療を大学病院でできることになると、いちばんリーズナブルです。というのも、公の医療機関はフリーカードの対象になっているため、自己負担額3000クローネ弱を払えばあとは無料。でも、おそらくそうならないでしょう。

歯科系となると全額負担なので、今は冗談の域ですがノルウェーで大金払うくらいならイスラエルに行っちゃえー、ってなことも言いだした私。そうですよね、コロナが落ち着いた暁にはあちらが受け入れてくれて私が治療代を払える限り不可能ではないかもしれませんよね。

そんなこんなで、どうなるんでしょうか。この治療ブログをお読んでくださっているみなさま、必ずこの先起こったことも逐次ご報告いたしますので、しばらくお待ちくださいませ。

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

*1:補綴系治療は歯を削ったり、かぶせものや詰め物などで高さを合わせる治療。また、矯正はみなさまご存じの通り歯を動かしていく治療。矯正治療では上下ブラケットにゴムをかける顎の牽引もあるのですが、奥歯を沈ませるという治療もされるため、「保存的治療」ではなくなると理解しています。保存的治療とは、治療以前の状態に戻すことができる治療のことです。歯を削ったりすると、元には戻せませんもんね。

*2:マウスピースとも呼ばれていますが、医療関係ではスプリント名称が多いと感じます。

*3:オンブズマン制度について、総務省のHPではこうあります: オンブズマン制度は、19世紀初めにスウェーデンにおいて初めて設置された制度で、高い識見と権威を備えた第三者オンブズマン)が、国民の行政に対する苦情を受け付け、中立的な立場からその原因を究明し、是正措置を勧告することにより、簡易迅速に問題を解決するものです。第2次世界大戦後、ヨーロッパを始め世界各国に設立され、行政苦情救済の仕組みとして、広く普及しています。

*4:顎関節症、顎関節の歯科系の治療は大体スプリントで筋肉の緊張緩和や詰め物の高さによるかみ合わせを診断される関係で補綴科なのだと理解しています。

*5:ちなみに、普通の市民図書館でもプリント代はかかるかもしれませんが、論文入手を手伝ってくれます。

*6:歯列が原因のオープンバイトだと、歯型を作って上下を合わせた時にやはりオープンバイトになるのですが、顎関節のオープンバイトでは歯型模型上ではちゃんと元のように上下がきちんとかみ合っている…ことで種類の違うオープンバイトを見ることができます。

*7:スプリントの調整が数か月に一度必要とのことで、とりあえず日本に行った時に受診の予定。

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」にチャレンジ

みなさまこんにちは。お変わりありませんか? いつもは私の気の向くまま、いろいろなトピックでひとりごとを言わせてもらっていますが、今日は初めてはてなブログさんの「お題」にチャレンジしてみます。(よく仕組みはわからないまでも、なんでも「参加賞」がいただける…とのことで。昔から、参加賞には弱いかもしれません…)

こんなおばさんの私の10の質問の答えを読みたい人がいるかどうか、は別にして。10の質問、行ってみまーす。

 

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

ブログ名、「ハンブルネスのひとりごと」は 私が一念発起(?)して数年前に立ち上げたカウンセリングルーム、Humblenessから取っています。ハンブルネス(Humblenss)とは、英語で「謙虚さ」という意味で、私が一番足りないものの一つなのです。謙虚さをいつも心がける…という意味を含め、この言葉を選びました。ちなみに、ノルウェー語では「Ydmykhet」(いーどみくへーと)と言いますが、なんか響きがいまいち。

ハンドルネーム、「マイ・ユニ」は大昔、こちらの夏休みのバイト先(老人ホーム)にいらしたおばあさまに「あんたの名前はマイ・ユニだね。」と命名していただきました。私の日本語の名前がどうも、こう聞こえたようです。ちなみに、苗字のノルウェー語バージョンもあります。

 

はてなブログを始めたきっかけは?

一つはカウンセリングルームとは別に自分の言いたいことをエビデンスは関係なく「うじゃうじゃ」いう場所が欲しいな、と思ったから…。(おばさんの欲求…ははは。)「ひとりごとなんですよ」という前提なので、ご了承いただけているとは思うのですが。

読者の方については、日本在住でノルウェーとか北欧、または海外生活や国際結婚に興味がある方々や、ノルウェーやヨーロッパなどに住んでいる日本語を読まれる方々 どなたにでも読んでいただけたら良いかな…と、思って書いています。もう、本当に趣味の域のブログですので。

特にノルウェー事情のちょっと入ったところに興味がある方々がいらっしゃったら、私のこの国での四半世紀の経験ですとか、行政などで働かせていただいた経験も 読んで少しはおもしろい ひとりごとになるかしら…と、思ったのもあります。でも、基本はやっぱりおばちゃんの「発信欲求」ですよね…。あとは、自分の記録用だったり、衰えがちな書き言葉の日本語をキープするためです。

はてなさんを選んだのは、無料なのと フォローアップがいろいろありそうだから…でしょうかね。あとは、よく他のブログで目障りないわゆる「エロ漫画」の広告がないこと。

 

自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

去年書いた「ノルウェー在住25周年記念」とか、カップル・トピック関係でしょうかね。お気に入りというか、自分の記録用も兼ねているので 「この時はこんなこと考えていたんだ」と、いう振り返りができるのがおもしろいですね。

 

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

私のブログはカテゴリーに分けると、主に以下のような分類ですが ブログを書こう!と思うときはテーマがひらめいた時や、テーマとなるネタができた時…でしょうか。

1.ノルウェー・ライフスタイルブログ。ノルウェーオスロ郊外で国際結婚しているノーキッズの日本人女性がどんな暮らしぶりなのかをご紹介するブログ。うちは庭付き一軒家ですが、中古物件だったため 庭造り(なおし)を自分たちで行っております。庭仕事に限らず、リフォームなどの四季にそったもろもろの作業トピックも割とありますね。これが、オスロ市内、街中に住んでいたら全く違うライフスタイルだったでしょう…。ライフスタイルの紹介の折に触れて、ノルウェーのいろいろな制度や習わし、また現地の方が行かれるツーリストスポットなどもご紹介しています。

2.(疾病)治療体験ブログ。こちらは、本当に同じような症状にお悩みな方々に読んでいただけたら…という感じでしょうか。でも、住まいがノルウェーですので、医療システムやこちらの医療機関の方針なども 大いに絡んできますよね。これまでは、鼠経ヘルニアの手術や顎関節症のトピック(現在進行形)を挙げました。

3.カップル・ファミリーカウンセリングブログ。ファミリーセラピーの修士課程をノルウェーで取得しているのですが、この視点から書かせていただいています。本来は、もっともっと書いていきたいブログカテゴリーです。こちらは、どちらかというと様々なことでお悩みになっている方々に一つのヒントになれたらいいな、と願いつつ書いています。やはり、カウンセリングを実際に受けるという敷居はまだまだ高いですし、特に国際結婚の方々のお悩みは問題が小規模のうちに 解決させるのがベターではないか、と思っています。だからといって、「押しつけ」にならないようにも心がけています。それぞれのカップルやご家族のことを一番よくわかっていらっしゃるのは、ご本人たちですからね。何が良いか悪いか、他人には言えないことです。ただ、DVなど、命に係わるような深刻な状況もありますので、この辺も発信していけたら…と思います。特に国際結婚でお相手の国で暮らしている方々にとっては、やはり自分は外国人で立場的にも弱いことが多々あると思います。

4.パーソナルブログ。治療体験トピック以外で、シェアさせていただきたい かなりパーソナルな内容です。これまでは、父を子どもの時に亡くしたことや、10代でのいじめ、もちろんノルウェーでの25年を振り返って、結婚10周年記念もシェアさせていただきました。この夏は5週間という長期の休暇をいただけて高齢の母のもとで里帰りしていましたので、一時帰国のもろもろに関する話題も書かせていただきましたね。シェアすることで、類似する要件で悩んでいる方々に「ひとりじゃない」というのをお伝えできれば、と思っています。

5.ノルウェー社会・ソーシャルワークブログ。こちらでは、ノルウェー社会で話題になっている出来事を紹介したり、私の本業からもシェアさせていただいてます。

 

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

うーん、書いた記事はすべてアップしていますので、下書きのみっていうのはまずないのです。いいんだか、悪いんだか。

 

自分の記事を読み返すことはある?

あります、あります。で、誤字・誤表現も見つけては焦ります。もともと、私って中学生の時にA-haというノルウェーのポップグループにはまってからは、日本語よりも英語に力を入れていたのです。(つまり、学校の成績も英語がトップで、国語がガタガタ…みたいな。)日本語が良くできない日本人なんですよね。なので、読者さんにキチンと意味の分かる文章を書くのって、結構エネルギーが要るんです… でも、あえてチャレンジしています。逆に、チャレンジさせてもらえて、幸せです。

 

好きなはてなブロガーは?

まずい、この質問には答えられないです。が、顎関節症のトピックで顎変形症と果敢に立ち向かっておられたブロガーさんがいらっしゃいました。が、今このブログは見れなくなっているようです。

 

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

誰にでも 発信したり、他の方々のメッセージに触れる機会を作っていただき、ありがとうございます!

 

10年前は何してた?

10年前、2011年10月は、ちょうど初めて買った38平米のマンションを売って、夫の住むコテージに一時的に済むために引っ越しをしていたところでした。このコテージ、この後売り払うつもりだったのが、実は売れず… で、今でもあるのですが 住宅仕様からコテージ仕様になり 週末ゆっくり・のんびりするために使っています。この「コテージ文化」も人口が少ないノルウェーならでは…ですね。セカンドハウスがあるとは、何と贅沢な。(ちなみに、維持費などがかなりかかるので 優雅とは程遠い、かなりケチケチ・切りつめ生活な私たちです。)このコテージも老朽化が進んでいるので、あちこちいつも手直しやメンテナンスが必要なんですよ。また、ライフスタイルブログの方に挙げてみたいと思います。

 

この10年を一言でまとめると?

「成長」かなあ。なんて言っても、晩婚で10年前に初めて結婚しましたから。伴侶ができたのが人生でも大きな変化でした。そして、この10年の間に夢だったファミリーセラピーのコースを受け、また修士課程も終えることができました。ただ、資格を持ったからと言って 人に関わるお仕事では いろいろな気づきや学びが常にあると思っています。そんなわけで、次の10年はどんな形で成長させてもらえるのか、楽しみです。(もちろん、成長には痛みも伴うことが多いのですがねー。)

 

まとめ

このような、へなちょこ・気ままブログを書いている者ですが、この場をお借りして お読みいただいている皆様、ありがとうございます!

 

 

支援者はつらいよ… (ため息なこの夏)

こんばんは。お変わりありませんか?ノルウェーが先月、コロナ収束宣言したかと思ったら、あれよあれよという間に日本でも新規感染者数が下がり続けていますね。「もしや、これは!」収束宣言まで行かないまでも、さまざまな対策が大幅に緩和・撤去される兆しかもしれません…(と、最近帰国して隔離14日間を体験した私は期待するのでした。)だったら良いのですがね。だって、他の国々は『ウィズ・コロナ』になっていますからね。

今日はというと、ものすごく久しぶりに私の本業からのトピックです。守秘義務のためにいつも具体的にご紹介することはできないのですが、今日は私の立場からの独り言…「支援者はつらいよ」というところをシェアさせていただきたいと思います。本業については、約2年前のブログでこう書いています。

私の本業、Ungbo (うんぐぼー) - ハンブルネスのひとりごと

 

「訳アリ若い子」を支援する難しさ

人の支援にあたる職業を選ぶと、おのずと対象の方々は何か事情があって支援を必要とされる方々です。それは頭ではわかっていても、時々クライアントさんと上手くいかない時があります。そんな時、どう対処するかはいろいろですが、どう対処するかも悩むところです。

以前紹介したとおり、私の受け持つクライアントさんたちはほとんどが成人(ノルウェーは18歳)していて、これから自立した大人として第一歩を踏み出すべく、住宅を借りて初めて一人で住む…という子たちです。フォローアップの要請はクライアントさんが属している区の担当者から来ます。住居を借りる期間は3年。それは、「住宅賃貸法」(Husleieloven)という法で通常3年というのが決まっているからです。いつも申請者が順番を待っているので、延長はほとんどなく、それぞれが『3年』という与えられた期間と私たちのフォローアップを利用して、3年後には経済的にも実際の居住スキルでも自立していることを目指します。

夏のある日、2019年からずっと受け持っているクライアントさんから電話が入りました。いろいろなことをオープンに話してくれる子だったので、私自身も「気心が知れている」と感じていました。彼女は子供のころから児童保護事務所下に置かれていた人で 犯罪を犯したり、児童保護事務所の担当者とトラブルがあったり、自分が犯罪被害に遭ったり、何かいつも「ハプニング」が周りに起こる子です。今回も彼女の身の危険があると判断できる状況でした。そこで、私はノルウェーの各自治体にある、いわゆる「駆け込み寺」のKrisesenterに保護してもらうことを提案しました。ところが、それを聞いた彼女は突然 切れに切れて、どなって、ものすごい暴言を吐いてきたのです。そして、脅迫ともとれる事も言ってきました。とにかく、話を続ける状況ではないので、一度電話を切り メッセージ(sms)に切り替えました。そこでは、Krisesenterを出すなんて、とんでもない…という内容や、私では話にならないので、ボスと話したい…という内容も。

そこで、ボスに電話で相談し、ボスの番号を彼女に送ることにしました。その後、職場では緊急会議となり、とりあえず脅迫を受けた私は対応から外してもらうことになりました。結局、彼女からボスに電話がかかってくることはなく、対応を代わってもらった同僚も連絡を取り 新しいアポもあげたのですが、その子が来ることはありませんでした。

 

このケースのその後の対応

さて、支援者である私たちが言葉による暴力に遭った時、事例を報告することが推奨されています。労働者の権利がいろいろ守られているノルウェーですから、万が一ある事例がきっかけにメンタルがダウンして休職、また職場復帰できないという事態になった際に「労災」扱いになるか・ならないか…なども報告書があるか・ないかが決め手になったりするそうなのです。

私もその日のうちにこの事例を報告しました。このクライアントさんは精神的にもアグレッション・コントロールができず、急に怒り出して怒鳴り散らす…という事例も以前にもあったのですが、今回は最後に彼女が吐いた私個人に向けた脅迫ともとれる言葉で、直感的に「もう、この子の担当はできない」と思ったのです。ちなみに、このように事例報告するとボスも何もしないわけにはいかず、どう事後処理したか 報告する義務が生じます。今回の対応は、私を担当から外して、同僚を急遽 充てるという事でした。そして、ここがポイントなのですが、脅迫や言葉による暴力は自分が暴力だと受け取ったら、自分の判断で報告することができることです。他からみると全くたいしたことはない、と感じられても、個人の主観的な体験のみが該当するのです。総合福祉事務所(NAV)時代には経済的な支援をする・しないの決定をするため、言葉による暴力はかなり多かったのを覚えています。そのためか、長期休職する同僚も一人や二人ではなく居ました。支援の仕事はノルウェーでもやはり女性が大半を占めています。そして、多くの職員の方々が暴言などを受けつつも 報告を控えているのが実情です。

チーム・ミーティングでもこの事例について話あわれました。チーム歴がもっと長い同僚は、「このクライアントさんが自分の言動に対して何も影響を受けずに 支援を受け続けるのはちょっとおかしいのでは?」という疑問を投げかけてきました。そうですよね、一般社会で自立して生きていくための3年間を私たちがフォローアップするのに、脅迫や暴言をしておいて、何もなかったかのように支援を受け続けるのも 彼女が何も学ばないのではないか…という視点からはうなずけます。NAVの場合は、一定期間そのオフィスに出入り禁止というリアクションでしたが…。ただ、私たちのオフィスがこの子の支援を切ってしまったら、他に支援を受けられるところはどこにもないだろう…という、倫理上の点から 同僚によるフォローアップが続きました。

 

この業界で生き残るために 覚えておくことは…

このエピソードで、もちろん私の対応にも反省すべき点がゼロだったか、といえばそれも違うと思います。とにかく、彼女の話を最後まで聞いてあげるべきだったと思います。ただ、状況がひっ迫していると判断した私は、解決策(安全確保)を先に持って行ってしまったのですね。同僚にいわせたら、「自分だってそうしていた」というのですが。いつも何かが上手くいかない場合はいろいろな立場から検証する必要があるでしょう。特に、何をどう言ったりしたりしたか(英語のDoですね)は今後のためにも検証すべきでしょう。

私のチームは精神疾患やメンタルな健康が安定していない クライアントさんのフォローアップですので、クライアントさんと自分のいわゆる「相性」もかなり気を使います。この夏は3月から担当していた他のクライアントさんからも、「相性が合わないから、他の人と担当を代わってほしい」という申し出があり。私自身も、この彼女はとても難しいと感じていたので、そう言ってくれて良かったな、と思いました。ただ、担当を代わってほしいと言われると、人間の感情としては ちょっと寂しい・がっかり、という感情が出てきても 不思議ではありませんよね。こんなとき、「自分は足りないんだ」とか、あまり自分の性格や能力(英語のBe)についてネガティブにとらえないようにすることが大切だと思っています。そんなときは、居住期間が終わって 「ありがとう、あなたが担当で良かった」と、言ってくれた子たちの顔を思い浮かべながら、「そうそう、こんなこともあるさ」と、自分に言い聞かせたり、同僚と話したり…というのがこの支援者の仕事で定年まで生き残る秘訣ではないかと感じています。

 

まとめ

さて、今日はこの夏に実際にあったエピソードを中心に 支援する者の仕事の難しさなどを綴ってみました。どんなお仕事にもさまざまな課題やジレンマはつきものですよね。私もこちらに勤めて3年経ちますが、まだまだこういった支援の方法やクライアントさんとの人間関係の構築など、学ぶことが多いなと感じます。

 

日本のさらなるコロナ収束を祈りつつ。今日もここまでお読みくださり、ありがとうございました!

 

 

9月25日・土曜日・午後4時 ー ノルウェーのコロナ収束宣言

みなさまこんばんは。お変わりありませんか?

ノルウェーに戻り、早くも2週間が過ぎました。久しぶりのノルウェーも収束ムードが漂い、マスク率もぐんと下がっていました。13日には国政選挙がありましたが(私は選挙権がないので、傍観のみでしたが…)政党の選挙会場でも 勝った政党の議員がお互いにハグしあったり、まるでコロナ前の様な光景です。

そうこうしているうちに、何と 先週の金曜日に政府の記者会見があり、次の日 土曜日の午後4時をもって、すべての国のコロナ感染政策を撤去するというお知らせがありました。今日のブログでは この数日の動きや 周りの人々のリアクションなどを綴ってみたいと思います。

 

9月24日、金曜日 政府記者会見。ついにコロナ収束か?

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https://www.regjeringen.no/no/aktuelt/pressekonferanse-om-koronasituasjonen10/id2872395/ 英語バージョンのリンクです。興味のある方はどうぞ。

大体いつも記者会見の前にその時発表の内容などは伝えられるのですが、この日も国内のコロナ政策全撤廃のうわさがずっと流れていました。つまり、実質的なコロナ収束宣言です。実は、この政権(保守党などで構成されている)は先の選挙での保守党の敗退で、もうすぐ政権交代となります。一部の意見では、保守党政権が「コロナに勝利した」と、次回選挙に向けて印象づけるために この記者会見をちょっと前倒しで行った…と、いうのもあり。

この時の主な内容というと、まず「ソーシャルディスタンス」などのコロナ感染対策の廃止。今日はTVニュースでバス車内に張られた「距離を取ってください」や「マスク着用お願いします」などのシールをオスロ市の市会議員が剥がしている模様が流れました。催し物、コンサート、スポーツ観戦なども制限なし。アルコール提供も無制限。これからは、新規感染者よりも新規入院患者数や重症者数をバロメータにするということ。これは英国などの近隣諸国と足並みをそろえているかも知れませんね。政策廃止の理由は、ノルウェーのワクチン接種者が85パーセントほどになっていることや、入院者数の横ばいが挙げられていました。ただし、コロナの疑いがあるときは進んでPCR検査を受けることや コロナ陽性の場合の自主隔離(10日間)などは引き続き残り、例えば自主隔離を怠った場合は罰金に科せられる…とあり。

私たち夫婦のリアクションは、というと… やっぱり「時期早々」。フルにワクチンを受けているとはいえ、罹患した後の後遺症などもありますし。やっぱり、まだまだ「インフルエンザ」のような感じでは見れないです。

 

さながら大晦日、または憲法記念日のような…

私たち夫婦はいたっていつも通りの土曜日を過ごしていました。庭造りの作業を一日した後、ニュースを見た夫が「オスロがすごいことになってる」と教えてくれました。夜のニュースでもオスロ中央駅付近で午後4時に向けてのカウントダウンに参加する群衆、各地方都市でのお祝いの様子などが流れました。以下、ノルウェー全国からのフォトレポートを貼り付けます。(「こうしてノルウェーは再び開いた」ニーノシュク)

www.nrk.no

午後4時に合わせて、抱き合って喜びあう人々… 思いっきりお酒を飲んで、踊って楽しむ人々。私たち夫婦はパーティー好きなタイプではないので「へえー」という感じで見ていましたが、パーティーを我慢してきた人たちにとっては、本当に記念するに値するお祝いの日となったのでしょうね。先ほどの現政権もこの日の夕方に(さながらお別れ?)ディナーパーティーを開催していました。だから「午後4時」っていう半端な時間だったのでしょうかね。

 

Dagen derpå... どんちゃん騒ぎの週末の後…

今日、月曜日はというと… ここ最近見られなかったオスロに向かう長い渋滞。通勤のバスも最近は以前に比べ時間かかるな、と思っていましたが…。もうバスの所要時間はコロナ前に戻った感じです。朝、同僚からSMSで「今日は具合が良くないので、仕事休みます。」とメッセージあり。もしかすると、週末騒ぎ過ぎたのかもしれませんね。(ノルウェーではよくある話です…)そして、私はマスクをまだ続けようと思っているのですが、なんと私の他にもマスク姿の方々が「ちら・ほら」いるではないですか!これにはびっくり。しかも、ノルウェー人と見られる、若い人も、男女もいます。なんだか、昨日おとといとTVで見ていた パーティー男女ばかりではなく、ちゃんと感染対策を自分でしようとしている人がいるのに 感動しました。

職場で同僚の話を聞いても、やっぱり今 収束宣言が出されたことにも 賛否両論な感じです。もちろん、コロナが収束するのは嬉しいけど、このウィールスが消えてなくなった訳ではない… このどんちゃん騒ぎの週末の1週間後には 感染者がグンと増えているだろう…と。

 

長いコロナ禍は本当に終わったのでしょうか?ノルウェーは都市のある地域などを除いて、他国に比べ人口密度も低く、パンデミックに対して「抵抗力の強い」国かもしれません。つまり、たまたま「ラッキー」なだけだったのかもしれません。そして、コロナ禍で慣れ親しんでしまった テレワークなども、いきなりすべて撤廃と言われても ついていけない人がかなり居る、とも聞いています。

私個人的にも、まだまだ自分の感染対策をいきなり辞められないと思っていて、ちょっと世の中の流れについていけていない…感があります。どうなるのでしょうか。また、ノルウェーでのコロナトピックは折に触れてお伝えすることと思います。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。